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魚料理を中心に提供している諫早市の定食屋「朝げ屋」には3つのこだわりがあります。
1つめは前回の記事でも紹介した「鮮度」。毎朝、独自の仕入れルートで旬の魚をリーズナブルに漁港から入荷しています。
そして、残る2つのこだわりは「お米」と「味噌汁」。定食になくてはならないこの2つのこだわりについてオーナーの下釜隆一さんに伺ったところ、せっかくだから食べてみてくださいと一番人気の「朝げ屋定食」を実食することになり・・・!?
下釜さん:佐賀県産のブランド米「夢しずく」を使っています。ふっくらとした炊きあがりでツヤがあり甘みが強いのが特徴で、米だけでたべてもめちゃくちゃうまい。そんな「夢しずく」のおいしさをガス炊飯でしっかり引き出しています。ウチはおかわり自由(定食のみ)なので、多い日だと20キロ以上炊いていますね。
下釜さん:そうですね。タイのアラからしっかり出汁をとって丁寧に仕上げています。
タイの出汁だけにすることで上品な味になるんですよ。今はイワシのつみれ、わかめ、揚げ、ネギを入れていますが、親戚からあおさのおすそ分けがあった時はあおさの味噌汁をだしたりしています。
下釜さん:数量限定で出している「朝げ屋定食(税込1,800円)」ですね。その日仕入れた食材を使ったメインのおかず一品に、ごはん、味噌汁、刺身5種盛というボリューミーな日替わり定食です。他のメニューと比べると少しお値段が高いのですが、食べたお客様からは「このおいしさでこの量は十分もとが取れてるよ」と言っていただけるほど、一番人気のメニューになっています。
下釜さん:今日はアジが入ったので塩焼きと唐揚げを選んでいただくのですが、せっかくならインパクトの強い方がいいかなと思い、尾頭付きの塩焼きをご用意しました。
下釜さん:喜んでいただけて良かったです(笑)。
下釜さん:朝は一汁一菜のセットがほとんど。基本的にワンコイン以内で気軽に召し上がっていただける内容にしているのでお仕事前の若い年代の方やご年配の方がよくご来店されている印象ですね。人気なのは「焼き塩サバ朝食(税込500円)」。ガッツリ食べたいのであれば、仕入れ状況に左右されるのですが朝昼共通メニューの「海鮮漬け丼セット(税込1080円)」がおすすめです。
下釜さん:魚を楽しんでいただく、というところですね。例えば、フライ系の定食や刺身・海鮮丼に使う魚は仕入れによって変えていますし、日替わりの「朝げ屋定食」「気まぐれ定食」のようにおすすめの魚を焼く・煮る・揚げるなどさまざまな調理方法で提供しています。何を食べるか迷われたら、店頭の看板にその日のオススメメニューを書いていますので、ぜひ参考にしていただいて旬の魚を堪能していただければ嬉しいです。
今回は「朝げ屋」の一番人気メニュー「朝げ屋定食」を実食させていただきました。アジの塩焼きはもちろん、5種盛の刺身も新鮮で箸が止まりません。特に私が驚いたのは味噌汁!タイの上質な香りと旨味は思わず顔が緩んでしまうほどのおいしさで、完食するまでにご飯を2杯もおかわりしてしまいました。新鮮な海の幸を手軽に食べることができる諫早市の「朝げ屋」。ぜひ、あなたも魚を楽しんでおなかも心も満たされてくださいね。
次回はいよいよ最終回。開業して一年が経つ中で、お店を運営していく中で大切にしている事やこれからの目標についてのお話を紹介します。
■車でお越しの際は「アエルイースト」または「アエルまるたか」の駐車場をご利用ください(60分間無料)。
※取材・執筆/Komori Daigo
長崎県諫早市栄町1-1 アエルウエスト1F ( Google MAP )
営業時間:
朝6時〜15時(定休日なし)
TEL: 0957-21-0277