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2022年7月に諫早市にオープンした薪釜pizza&ヨーロッパ食堂「Qookai」。
元ステンレス工場の中にあるレストランとして人気を集めている一方で、広い工場跡地を「TABE BACO」というイベントスペースとして活用し、さまざまなイベントを開催しています。
そこで、今回はQookaiをオープンしてからの手ごたえや今後の目標、そしてイベントスペース「TABE BACO」の展望について、オーナーの坂井友美さんに伺いました。
坂井さん:小浜から諫早に引っ越してきてからここがオープンするまでに時間ができたので、諫早市内の別の場所に店舗を借りて「大人の隠れ家」というコンセプトで飲食店をやっていたんです。その時に比べると売り上げは3倍くらい上がって、この場所で開店するまでに大変なこともありましたがやってよかったな、と感じています。
坂井さん:スペース内に常設店舗を構えているコーヒー専門店「nai」さんに加えて、7~8店舗さんくらいを募って開催しています。毎回、近くの九州ガスさんの駐車場をお借りするくらいとても人気なんですよ。皆さんが協力してくださって、支えられてありがたいなぁと感じています。
坂井さん:本当に人に恵まれたと思っています。ただ、廃工場跡地にレストランをオープンするという難しい条件のなかでたくさんの方々が力を尽くしてくださった。あたたかい応援の言葉にも励まされました。そんな方々に支えていただいているからこそ、その期待を裏切らないようにお店も人も売り上げも、もっともっとちゃんとしていかないといけないなと感じています。
坂井さん:新幹線が開業したり、新しい商業施設の予定があったりと、諫早はこれからどんどん人口が増えていくと思うんです。幸運にも、そんな街でこんな素敵な場所で自分たちのお店がオープンできた。そのことに安心せずに精進していきたいと思っています。
坂井さん:例えば、Qookaiでずっと同じお料理を出し続けてもお客様は飽きてしまう。
だから、いつまでもおいしいと思ってもらえるように改善する努力を続けていきたいと考えています。
坂井さん:この元工場という特殊なスペースの中で何ができるのか、ということを考えるとワクワクします。
いろんなイベントを企画して開催するだけでなく、naiさんに続く常設のお店がtabe bacoに増えていくことで、地域の方々をはじめいろんな人たちが遊びに来ていただけるような場所として育てていきたいですね。
ペットと暮らすための新居を探していたおふたりが、元ステンレス工場跡地に一目ぼれしたのが2019年。それから3年をかけてオープンしたレストランとイベントスペースは夢への第一歩。夫婦二人三脚、同じ方向を見ながら諫早においしいものと楽しいことが集まる場所を作るべくチャレンジを続けてらっしゃいます。
■Qookaiへ車でお越しの際は「tabe baco」正面入口スペース
または「tabe baco」向かいの黒田月極駐車場No35、37、38、40に駐車をお願いします。
※取材・執筆/Komori Daigo
長崎県諫早市幸町13-17 ( Google MAP )
営業時間:
●ランチタイム:11時半〜14時半(金曜はディナーのみ) / ●ディナータイム:17時半〜22時(予約可) / ●定休日:毎週木曜・第2月曜
TEL: 0957-51-7792
TABE BACOインスタグラム:https://www.instagram.com/tabe_baco/?hl=ja