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暮しを楽しむの手帖
ドナルドドーナツ#4 子どもも大人もワクワクできる。美味しくて魅力的なドーナツを作り続けていきたい

諫早市の国道57号沿いにあるドーナツ専門店「ドナルドドーナツ」。ふわふわの食感とカラフルなデコレーションがSNSやメディアで話題となり、オープンから半年以上が経った今でも開店時刻になると店頭にはたくさんのお客様が店頭に並んでいます。

「女性やご家族のお客様が多い印象ですが、男性おひとりで来店されることも結構あるんですよ。お話を聞くと『奥様やお子様に頼まれて』とか『職場の差し入れに』とか理由はさまざま。たくさんの方にご愛顧いただいているんだなと実感しています」

2023年10月の営業開始から約半年。マネージャーの田川眞理さんを中心にスタッフ一丸となって、魅ドーナツづくりとお客様にワクワクしてもらえる店舗運営を行ってきました。そんなドナルドドーナツが見据える次のステージについてお話を伺っていきます。

長崎・雲仙を代表する名菓「湯せんぺい」とのコラボで感じた無限の可能性

昨年(2023年)10月にオープンして半月ほどが経ちました。今の手ごたえはいかがでしょうか。

田川さん:会社にとっても私にとってもドーナツ屋という事業は初めての試みでしたので、準備段階では期待と不安の両方がありました。いざオープンすると予想をはるかに上回るお客様でビックリ。最近は落ち着いてきましたが、当時は毎日のようにたくさんの方に並んでいただいて嬉しかったですね。

何回もリピートしてくださる方もたくさんいらっしゃるとお聞きしました。

田川さん:国産の小麦粉やバターといった材料、天然酵母で発酵させた生地のふわふわモチモチ感、王道・映え・惣菜系と多様なメニュー・・・。「子どもも大人もワクワクするような安全で美味しいドーナツを作りたい」という想いを評価していただけていることに、感謝の想いでいっぱいです。

これまでで印象深かったことがあれば教えてください。

田川さん:今年(2024年)4月に開催した年雲仙の遠江屋本舗さんとのコラボですね。名菓・湯せんぺいを使った約10種類のコラボドーナツを期間限定で販売したのですが、メニューの開発がすごくおもしろくて。クラッシュした湯せんぺいを具材にしたり、ドーナツで湯せんぺいをサンドしたり・・・。

長崎の伝統ある名産品とコラボするドーナツの第1弾として話題になりましたね。

田川さん:個人的にすごいと思ったのは2枚の湯せんぺいでウチのクリームフロマージュをハンバーガーのように挟んだ商品。私もスタッフも最初は半信半疑だったのですが、湯せんぺいのぱりぱりした食感とクリームの爽やかさがすごくマッチしていて、コラボの無限の可能性を感じました。これからも機会があれば積極的にコラボ企画をやっていけたらと思います。

10月にはオープン1周年を迎えられます。現在の目標や今後の展望をお聞かせください。

田川さん:まず短期的な目標としては、夏仕様の新メニューを開発すること。暑い季節なので冷凍しておいて少し溶かして召し上がっていただくようなアイスドーナツをイメージしています。まだ試作段階ではありますが社内でも好評なので商品化できるようスタッフ一丸となって開発しています。

それはめちゃくちゃ楽しみですね!

田川さん:ドナルドドーナツの定番と言えばナッツショコラ、ケーンシュガー、グレーズド。このベスト3に加わるような魅力的な商品を作り上げることが大きな目標のひとつ。そのためにも新しいメニューづくりにこれからも注力し続けて続けていきたいですね。

「ありがたいことに『家の近くにドナルドドーナツあったらいいのに』という要望もたくさんいただいています。そのためにも2店舗目、3店舗目と多店舗展開することが将来の夢。お客様のお声に応えられるようこれからも頑張っていきたいと思っています」

時刻はお昼12時。ドナルドドーナツの大きなガラス戸が開き、「お待たせいたしました。ただいまよりオープンいたします」というスタッフの明るい声が店頭に響きます。

開店前から並んでいた人々が1組また1組と入店し、入れ替わるように店から出てきたお客様はドナルドくんがあしらわれた紙袋を大切に抱えています。店を後にする皆さんの表情はとても嬉しそう。美味しい幸せを届けるドナルドドーナツの物語はまだ始まったばかりです。

取材・執筆/Komori Daigo

INFORMATION
Donald doughnut(ドナルドドーナツ)

長崎県諫早市長野町1477−2 ( Google MAP

営業時間:

12:00~16:00(月曜定休)※売り切れ次第閉店

TEL: 0957-42-4328