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諫早市のお肉屋さん、「野中精肉店」を紹介する記事も今回で4回目。
最終回となる本記事では、野中精肉店が提供するさまざまなお肉コンテンツについて紹介していきます。下味が付いていてひと手間でおかずができる「やみつきシリーズ」、できたてが食べられる揚げ物商品、冬にオススメのあったかスープなど、話を聞いているだけ食べたくなっちゃうような魅力的な商品のオンパレードでした。
野中さん:仕事や子育てで忙しい方にもおいしいお肉を届けたいと、おうちでサッと一手間加えるだけでおかずが一品できるような商品の販売を行っています。50〜60種類くらいあるんじゃないかな。タレに漬け込んだスペアリブや「やみつきシリーズ」のホルモン・ハラミは焼くだけなので人気ですね。
野中さん:注文を受けてから揚げるので、できたてアツアツな状態でお渡ししています。一番人気はチキンカツ。おかずとして買う方もいらっしゃれば、ホットスナックとしてお店のイートインスペースで食べる方もいらっしゃいます。
野中さん:実は私の子どもの頃は実家で揚げ物は売ってなかったんです。揚げ物があるお肉屋さんがちょっと羨ましかった(笑)。今は地域の学生たちが買いに来て、外のテーブルに座って食べている。そういった子たちが大人になって、「また食べに来ました!」なんてこともあって、感慨深いですよね。
野中さん:やっぱりテールスープ。ウチはスープだけでも販売しているのでぜひ味わって欲しいです。それから「肉吸い(にくすい)」。これが美味いんですよ。
野中さん:大阪の名物なんですけどね。簡単に言うと、「麺抜きの肉うどん」。豆腐を入れて肉のお吸い物のような感覚で食べると最高ですよ。テールスープも肉吸いも、スープの状態で販売しているので手軽に調理していただけますよ。
野中さん:コロナが流行したことを受けて、安心・安全にお肉を買ってもらうためには店内に密を作らないことだと思いました。WEB通販の経験もありましたので、それを生かして作ったのがテイクアウト専用の予約サイトです。密対策としてはもちろん、商品を待たずに購入できるので多くの方にご利用いただいています。
こだわりの佐賀牛を筆頭に、国産の和牛、豚肉、鶏肉とそれらを使った惣菜や商品が店内にずらりと並ぶ野中精肉店は2023年に創業60年を迎えます。苦しい時代も安心安全を追求し続け、地域で愛される諫早のお肉屋さんは今日も地域の人々においしいお肉を届けています。
※取材・執筆/komori daigo
長崎県諫早市幸町1-2 ( Google MAP )
営業時間:
10:30〜19:00(定休日/毎週水曜、毎月第一月曜)
TEL: 0957-23-0808
URL:https://nonaka2929.thebase.in/
オンラインテイクアウト:https://nonaka2929.thebase.in/