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諫早市で国産和牛を中心に国産のお肉を取り扱っている野中精肉店。
その中でもメインの商品となるのが九州のブランド牛「佐賀牛」です。
今回は佐賀牛の美味しさの秘密や和牛と国産牛の違いについて、代表の野中英二さんにインタビュー。
今売り出し中の国産和牛を使った「肉まぶし」なる商品も紹介していただきましたよ。
野中さん:まずはなんといっても佐賀牛ですね。その他に国産豚・国産鶏、それらを使った総菜や下味付きのお肉を販売。上質な黒毛和牛を「産地価格」でお届けしています。
野中さん:牛肉のおいしさは脂肪分で決まるんです。佐賀牛は脂肪分が甘い。だからこそ全国の中でも五本の指には入るブランド和牛なんですね。
野中さん:それと、私がもう1つ言いたいのは「和牛」と「国産牛」の違い。これを知らずに一緒だと思っている人が意外に多いんです。
野中さん:ものすごく簡単に説明すると、『国産牛』は「日本産または日本での飼育歴が一番長い牛」のこと。品種や生まれは関係ないんです。なので国産牛は多くがホルスタイン種(乳牛)の肉なんですよ。一方で、『和牛』を名乗れるのは国産牛のうち食肉専用種4品種だけ。その中でもほとんどのシェアを占めるのが黒毛和牛なんです。たまに「黒毛牛」という商品表示がありますが、黒毛和牛とは似て非なるものですね。
野中さん:まずは「ランプ」。お尻の部分なんですが、あっさりとして濃厚な味わいで飽きがこない美味しさです。もちろん食べ方はステーキですね。あとは何といっても「テール」。やっぱり一番動いているところって味が濃いんですよ。煮込んでテールスープにしたら最高ですよね。
野中さん:実は和牛で新しく開発した商品があるんです。それが「肉まぶし」。簡単に言うと愛知名産「ひつまぶし」の黒毛和牛バージョンで、お肉をご飯に乗せながら①肉ごはん→②肉ごはん+薬味→③出汁茶漬けの3つの味変が楽しめるようになっています。
野中さん:ありがとうございます。他にもいろんな商品がありますので、ぜひご来店して手に取っていただけたら嬉しいですね。
ゆくゆくは肉まぶしが“諫早と言えば”のご当地メニューになっていったらうれしいと笑う野中さん。その目は、新幹線が開通して新たな風吹き始めた生まれ故郷・諫早の未来を見据えているようでした。
次回は野中精肉店で取り扱っている様々な商品について紹介していただきます。
※取材・執筆/komori daigo
長崎県諫早市幸町1-2 ( Google MAP )
営業時間:
10:30〜19:00(定休日/毎週水曜、毎月第一月曜)
TEL: 0957-23-0808
URL:https://nonaka2929.thebase.in/
オンラインテイクアウト:https://nonaka2929.thebase.in/