空と海と夕日の宿寿楽

2022年11月のオープン以来、40～70代の方を中心に県外から訪れる多くの観光客に選ばれている「空と海と夕日の宿寿楽」。最近は小さなお子様連れのファミリーや親子３世代での利用も増えつつあり、橘湾に沈む夕日の美しいオーシャンビューを見ることができる宿泊施設として人気が広がっています。

今回はそんな寿楽の部屋タイプとプランについてインタビュー。支配人の岩中伸夫さんがオススメのお部屋と地元・島原の食材を使ったこだわり料理を教えてくださいました。

プロの料理人が腕によりをかけて作る地産地消料理

寿楽にはどのような部屋タイプがあるのでしょうか。

岩中さん：当ホテルでは洋室15室、和室5室、和洋室2室の計22室をご用意しています。海側のお部屋は、10畳の和室（4部屋）、12畳の和室（1部屋）、和洋室（2部屋）と洋室11室（スタンダードツイン×4、ハリウッドツインルーム×2、シングルルーム×1）。山側のお部屋は半露天風呂付客室（1室）と洋室3部屋（スタンダードツイン×1部屋、シングルルーム×1部屋、ダブルルーム×1部屋）となっています。

特におすすめのお部屋を教えてください。

岩中さん：やはり何といっても１部屋しかない半露天風呂付客室。大人2名でもゆったりとご利用いただける半露天風呂がついたラグジュアリーなツインルームとなっています。半露天風呂の大きな浴槽は信楽焼の特注品。時間を気にせず好きな時に何度でも温泉に入ることができるところがオススメポイントです。

オーシャンビューが楽しめる海側のお部屋はいかがでしょう。

岩中さん：そうですね。お子様連れにオススメなのが和洋室。ベッドが2台設置された洋間とくつろげる和室があるので、ご家族で広々と過ごしていただけます。橘湾の美しい景色を見たいという方であれば12畳の和室。2面の窓から海側と山側の両方を望むことができる眺望の良い部屋なので、晴れた日には夕陽が水面に輝く絶景をさらにお楽しみいただけますよ。

宿泊プランにはどのような種類があるのでしょうか。

岩中さん：基本的なプランは1泊2食付きの「たちばなプラン」、朝食のみの「朝食付きプラン」、「素泊まりプラン」の3種類を部屋ごとに設定。お食事にもご満足いただけるように、地元で採れた旬の食材を一番おいしく召し上がっていただく調理法で提供しています。

豊かな自然が育んだ農作物や魚介類の宝庫。それが島原半島。

岩中さん：そうです。海産物ならタイ、サバ、ヒラメ、イカ、エビなど多様な海の幸が水揚げされます。野菜ならジャガイモやレタス、ブロッコリー、お米･･･。畜産も盛んで雲仙の湧水を飲んで育った名水鶏や雲仙山麓の緑豊かな自然が生んだ雲仙うまか豚（もみじ豚）といったブランド肉も有名です。

島原の食材がどんな料理に生まれ変わるか、気になります！

岩中さん：たちばなプランの夕食のお品書きの一例をあげると、「名水鶏のラタトゥイユ（前菜）」「新じゃが芋・南瓜・鯛・海老鯛の柚子あんかけ（煮物）」「もみじ豚のしゃぶしゃぶ（鍋物）」など。仕入れや季節によって材料がかわることがありますが、地元食材のおいしさを最大限に引き出した和風懐石料理になっていますので、ぜひ一度、味わっていただければと思います。