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世界各国のレストランやホテルなどを独自の基準によって格付けしている美食ガイドの代表格『ミシュランガイド』。2019年に発行された『ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版』では長崎県内の様々な飲食店や宿泊施設が紹介されました。
そのミシュランガイドに四つ星ホテルとして掲載されたのが雲仙温泉にある旅館・東園。口コミサイトを見てみると「おもてなし、接遇も素晴らしく落ち着いて過ごせます」「接客、料理、景観、温泉どれをとっても素晴らしかった」といった好意的な評価が並んでいます。
そんなハイグレードな旅館である東園の大きな魅力が“自家源泉の天然温泉”と“素晴らしい眺望の客室”。今回のインタビューでは、東園の温泉と客室について、代表の石田莉恵さんに紹介していただきます。
石田さん:雲仙温泉は白い硫黄泉が主流なのですが、当館の温泉は硫化水素を含む単純酸性温泉。茶褐色で肌への刺激は少ない泉質になっています。効能は神経痛や筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復などさまざま。源泉温度は55度と少し高めですが、配管を通る中でゆっくりと冷ますことで、入浴に適した温度で浴槽に注がれるようにしているんですよ。
石田さん:メタケイ酸が含まれる温泉はきめ細かい肌をつくる天然の化粧水と言われるほど。その含有量が50mg以上なら保湿に有効とされている中で、東園の温泉は雲仙温泉唯一の210.4mgもの含有量となっています。お湯に入ったときのまろやかな肌あたりはメタケイ酸のおかげ。地球の恵みを肌で感じていただければと思います。
石田さん:目の前にエメラルドグリーンの“おしどりの池”が広がる自然に囲まれた露天風呂、大きな窓から望む湖面がまるで浴槽に繋がっているかのような内風呂。室内には天然木や自然石を用いることで素晴らしい眺めとの調和を図っています。
石田さん:湯気の向こうに広がる美しい風景を見ながら、ゆったりとお湯に浸かる…。絶景と天然温泉の紅葉で心ゆくまでリラックスしていただくのも東園のおもてなしのひとつと考えています。また、莉園にはサウナと水風呂もご用意。当館の優れた泉質と一緒に、大自然に囲まれた究極の「ととのい」もご実感ください。
石田さん:お客様が日常を忘れてゆっくりとお過ごしいただけるよう、27室すべてに和の贅を尽くしています。日本建築の趣が感じられる通常和室、女性やファミリー層に人気の和洋室、全部で80畳の広々とした特別室といった開業当時の風情を残した客室に加え、ここ数年でリニューアルした露天風呂や半露天風呂付の客室もご好評いただいています。
石田さん:特徴は室内と開放的なガラス壁の向こうに広がる室外を結ぶ“つなぎ間”を活かした空間。ベッドを4台設置してもゆったりと過ごせるスペースがラグジュアリー感を演出します。広めのデッキテラスに設えた露天風呂は自家源泉を使用。絶景を眺めながらのんびりとリゾートタイムをお愉しみいただけます。
石田さん:露天風呂付客室には和洋室タイプの「莉結」と「茉莉花」もございます。こちらはツインベッドなので、カップルやご夫婦など大切な方とのご宿泊にぴったり。時間や季節とともに移りゆくおしどりの池と雲仙の自然を眺めながら、自家源泉の露天風呂を堪能してください。
石田さん:半露天風呂付客室は全て自家源泉かけ流しの檜風呂を設置。12.5畳の和室とベットルームを備えた「水円」、定員2名のラグジュアリー感あふれる「幸緑」、11名まで宿泊可能な客室面積80畳の和洋室「若草」とお客様の多様なニーズに対応しています。ぜひ、皆様のご旅行の目的にあったお部屋でご宿泊していただければ幸いです。
源泉かけ流しの露天風呂付・半露天風呂付き客室など個性豊かな客室を選んで宿泊できる東園。その中でもハイグレードな客室が2部屋しかない貴賓室「東」と「昴」です。
「令和天皇陛下が皇太子殿下だった2009年、長崎県行啓の際にご利用になられたのが当館の貴賓室でした。東・昴ともに2020年には改装を行い、檜の半露天風呂(源泉かけ流し)を設置。どちらも100畳を越える客室面積ですので、大人数でのご宿泊に利用されることが多いですね」
今回ご紹介した客室は東園公式サイトに詳しく掲載されています。公式サイトからのご予約は全プラン5%オフとなっていますので、ご予約の際はぜひチェックしてみてくださいね。
取材・執筆/Komori Daigo
長崎県雲仙市小浜町雲仙181 ( Google MAP )
営業時間:
チェックイン15:00/チェックアウト10:00
TEL: 0957-73-2588