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長崎駅から車で約1時間10分。ユネスコ世界ジオパークに認定された島原半島の雄大な自然を感じながら国道251号を走っていると、海岸沿いには湯けむりのあがる今昔さまざまな旅館・ホテルが立ち並ぶ温泉情緒あふれるエリアが広がります。
そんな小浜温泉街から雲仙岳に向かう国道57号を上ったところにあるホテルが「空と海と夕日の宿 寿楽」。玄関をくぐると橘湾をイメージしたブルーのカーペットとスタッフの皆さんの笑顔と気持ちの良い挨拶がお出迎えしてくれます。
「お客様がまた来たくなるようなおもてなしを心がけています」と話すのは支配人の岩中伸夫さん。今回はオープンからお客様に高評価をいただいている「宿泊者無料ラウンジ」と「温泉」について紹介していきますよ。
岩中さん:チェックイン後であれば、1階のオーシャンビューラウンジにてドリンク(一部有料)やおつまみ、アイスキャンディーなどを無料でご飲食いただけるサービスです。焼酎、日本酒、ウィスキー、梅酒、酎ハイなどアルコールの種類も豊富。プランに関係なくご利用いただけますので、素泊まりや朝食のみのお客様でもご利用いただけます。
岩中さん:チェックイン時に生ビール1杯無料券を差し上げていますので、小浜の海と大地の恵みをふんだんに使った夕食のお供にビールを味わう方も多いんですよ。また、種類は多くありませんがソフトドリンクやアイス、お菓子も用意していますのでお子様連れのお客様にも楽しんでいただいています。
岩中さん:当ホテルではご宿泊料金に食事やドリンク、入浴施設などの料金がほぼ含まれている「オールインクルーシブ」を採用しています。これは新規オープンで知名度の低い寿楽をどうやったらお客様に知っていただけるか、リピーターになっていただけるかを考えて採用することになりました。
岩中さん:泉質は温度の高い塩化ナトリウム泉。入浴後に体がポカポカ温まるのが特徴です。小浜温泉は町の約30ヶ所に源泉があり、100度前後の湯が1日15,000トンも湧き出すほど湯量が豊富。寿楽では日本屈指の名湯をお客様に堪能していただきたいと、大浴場と貸切風呂の両方が源泉かけ流しとなっています。
岩中さん:貸切風呂(1階)には「さるすべり」「つつじ」など島原と関係の深い花の名前を付けています。湯舟は4室ともすべて信楽焼製。部屋によって湯舟の形やデザインが異なるので、リピーターの方にも楽しんでいただいています。さらに、信楽焼&源泉かけ流しの露天風呂が付いている半露天風呂付客室(1室のみ)なら、時間を気にすることなく湯舟に浸かることができますよ。
岩中さん:清潔感のある広い大浴場(2階)では足を伸ばしてくつろぎながら、西に広がる橘湾の絶景を楽しむことができます。また、最近ブームにあわせて木造のサウナルームを新設。島原半島の自然を感じながら心身を整える、なんて他では味わえない体験もできますよ。
古くは713年に執筆された「肥前風土記」に記述されるほど、日本有数の温泉地として歴史がある小浜温泉。その泉質は神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、婦人病、冷え症などに効果があると言われており、多くの湯治客の心身を癒してきました。
そんな小浜温泉を源泉かけ流しで楽しめる寿楽では日帰り入浴も可能です。ご宿泊の方はもちろん、小浜・雲仙エリアに観光に来たという方も、ぜひ体の芯まであたたまる温泉に浸かってホッと一息ついてくださいね。
■寿楽のWEB予約は「じゃらん」と「楽天トラベル」から可能です。
・じゃらん
・楽天トラベル
取材・執筆/Komori Daigo
長崎県雲仙市小浜町北本町942-8 ( Google MAP )
TEL: 0957760660