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暮しを楽しむの手帖
きりん食堂#1 子どもを連れていきたくなる“きりんLOVE”なカフェ

長崎県諫早市中心部。昔ながらの商店街を抜けた路地裏に、子ども連れでも美味しいひとときを過ごすことができる1軒のカフェがあります。

きりん食堂 cafe&dining+zakka。林田志朗さんが「自分の子どもを連れていけるような居酒屋を作りたい」という想いで2011年にオープンさせたこの店には、たくさんのきりんグッズが飾られています。

今回は林田さんと夫婦二人三脚でお店を切り盛りしている林田悠子さんにインタビュー。きりん食堂が子連れにやさしい理由、店内のいたるところに飾られているきりんについてお聞きしました。

夫婦の夢と愛がぎゅっと詰まった空間でおいしい時間を

夫婦で飲食店をやろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

林田さん:主人は若い頃から飲食業界で働いていて自分の店を持つのが夢でした。独立を考えるようになった頃、ウチの子が1才くらいだったのですが家族で外食できるお店があまりなかったんです。そういう自分たちの経験から「子連れの自分たちが行きやすい店」を作れば同じような想いをしているパパ・ママのニーズに応えることができると思いました。

テーブル席以外に座敷席やベビールームがあるので赤ちゃん連れの方でもゆっくり過ごすことができますね。

林田さん:2017年に現在の場所に移転オープンした時にこだわったのが小さいお子様を連れたお客様へのホスピタリティー。というのも、前の店舗ではおむつ替えのスペースがなかったので、お客様の車で変えていただくこともしばしばありました。ベビールームを用意することで授乳やおむつ替えの心配を軽減したいと考えたんです。

画像はInstagramより
座敷席も掘りごたつではなくフラットにするなど、それまでの経験を活かした店舗づくりをなさったわけですね。

林田さん:子連れの方もそうでない方も私たちにとって大事なお客様。なので、ランチタイムは座敷を子連れ優先にして空間を分け、皆さんがゆったりと過ごせるように工夫しています。

ところで「きりん食堂」の名前を表すように、店内にはたくさんのきりんグッズが並んでいますよね。これは一体・・・?

林田さん:私のコレクションなんです。小さい頃からきりんが好きで、ずっときりんグッズを集めていました。ディスプレイの中には小・中学生の頃に購入したものもあるんですよ。店内にはきりん雑貨を販売するコーナーも設けていて、来店の記念にご購入されるお客様もいらっしゃいます。

「きりん愛」がすごい。ということは店名も?

林田さん:はい。私のきりん好きが由来です。お店がオープンしてからは以前にも増してコレクションするようになってしまって現在進行形で増えています。今、店内にいくつ飾ってあるのか、自分でも把握しきれていません(笑)。

外の看板にもポップなきりんがあしらわれていて、初めて来た方でも一目でわかりますよね。

林田さん:実は昔、デザイナーとして働いていたことがあって看板やメニューのイラストは私が描いたものなんです。きりんのように親しみやすく、どんな方でも安心して楽しい食事でおいしい時間を過ごしていただける場所としてこれからも頑張っていきたいと思います。

定食を中心にしたランチメニュー、一皿で大満足のよるごはんプレート、映えておいしいデザート、子どもが笑顔になるお子さまメニュー。きりん食堂では昼でも夜でも林田さんが腕によりをかけた料理を味わうことができます。ご家族での外食やビジネスランチ、おひとりさまのティータイム・・・。たくさんのきりんに囲まれたファンシーな空間で幸せなひとときを過ごしてみませんか?

取材・執筆/Komori Daigo

INFORMATION
きりん食堂 cafe&dining+zakka

長崎県諫早市八坂町7-17 ( Google MAP

営業時間:

昼/11:30〜16:00、夜/17:30~21:00
※定休日:月曜、火曜夜

TEL: 0957-22-4910