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暮しを楽しむの手帖
ONLYONE長崎本店#2 おいしさの秘訣は“2度焼き”。自家製フランスパンから作るこだわりのラスク

長崎県大村市にあるラスク専門店「ONLYONE長崎店」。ノンフライ製法で製造したサクサクした食感とさまざまなフレーバーのラスクを求めて、今日も子供連れからご年配の方までたくさんのお客様が訪れています。

地域の方はもちろん、全国にも多くのファンがいるONLYONEのラスク。一体、そのおいしさはどのようにつくられているのでしょうか。その秘密を探るべく、販売スタッフの瀬尾晴夏さんにお話を伺いました。

画像はInstagramより

種類は約20種類!3度焼きした新商品「ムーンラスク」もオススメです

ONLYONEのラスクの特徴はなんでしょうか。

瀬尾さん:やはりフレーバーの豊富さですね。長崎店では通常のラスクが18種類、クッキーラスクが2種類。あと、季節限定で夏は「レモン」、冬は「柚子」と「クイーンズチョコラスク」というチョココーティングのラスクを出しています。なので、大体20種類くらいを販売していますね。

たくさんのテイストの中から自分の好きな味や食感を見つけるのはワクワクします。

瀬尾さん:生地や製法にもこだわりがあります。まず、材料のフランスパン。実は、店舗で生地から作って焼き上げた自家製フランスパンなんです。

創業がパン屋だからこそ、パン生地からこだわって作れるわけですね!

瀬尾さん:そのパンを薄くスライスしてペーストを塗り、再び窯でこんがりと焼き上げる。この“2度焼き製法”からサクサクっとした食感が生まれます。このほかにも鉄板の向きを変えて熱が全体にいきわたるようにするなど、厚み、見た目、食べやすさ、割れにくさなどを考慮して作られているんですよ。

画像はInstagramより
材料となるパンを焼き、そのパンをラスクとしてさらに焼くという2度焼き製法なんですね・・・。そうそう、見た目といえばパッケージも素敵です。

瀬尾さん:ありがとうございます。袋や箱などもすべて自社でデザインを起こしています。例えば、袋の英字柄にラスクの形をかたどった窓。スタイリッシュさにちょっぴり可愛らしさをプラスしたデザインになっています。

袋から出さなくても“ラスクが映える”パッケージなので、ついつい写真を撮りたくなってしまう方も多いと思います。ところで、2021年には「ムーンラスク」が発売されました。これはどのような商品なのでしょうか。
画像はInstagramより

瀬尾さん:ムーンラスクはラスク専用のパンを焼く→薄くスライスしたパンでラスクを作る、というところまでは通常のラスクと同じ工程。その後、できあがったラスクを細かく砕いて生地に混ぜ込んで再び窯でこんがりと焼き上げるという“3度焼き製法”で製造しているんです。

さ、3度焼き・・・!さらに手間がかかっているんですね。

瀬尾さん:その分、サクサク感が増してクリスピーな食感を楽しんでいただけます。テイストは「シュガーバター」「くるみ」、「そのぎ茶」「ココア&チョコ」「チェダーチーズ」の5種。これまでの概念を覆すような新食感ラスク、ぜひお試しください!

画像はInstagramより

いかがだったでしょうか。たくさんのラスクが並ぶ店内には、2種入りのプチギフト、季節限定のギフト、アソート、風呂敷などさまざまなギフト商品も用意されているので、手土産や贈り物にチョイスされるお客様も多いそう。

また、ラスク以外の商品も取り扱っていて、中でも米粉・米油・北海道産の甜菜糖で仕上げた体に優しい「米粉のスノーボール」は人気。米粉の芳ばしい香りとサクッホロッとした食感がクセになる味わいになっていますので、気になる方はぜひ一度ご賞味くださいね!

※取材・執筆/Komori Daigo

INFORMATION
ONLYONE長崎本店

長崎県大村市久原2丁目1108 ( Google MAP

営業時間:

9:00~18:00

TEL: 0957-53-5428

URL:http://www.rusk-onlyone.com/

オンラインショップ:http://www.rusk-onlyone.com/?mode=f1