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暮しを楽しむの手帖
ONLYONE長崎本店#1 大切な人への贈り物だから。大村市民に愛されるラスク専門店

長崎県大村市にあるノンフライラスクの専門店「ONLYONE長崎本店」。レンガ調の外壁、丁寧にガーデニングされた植物、鮮やかな赤いシェードの外観は、まるでそこだけヨーロッパの街並みにある可愛くてオシャレな洋菓子店のようです。

店内に入ると入学シーズンを意識した春らしいディスプレイがお出迎え。ショーケースには約20種類のラスクがところ狭しと並んでいます。そんなONLYONE長崎本店は今年で創業40年。節目の年を迎えるONLYONEのヒストリーを、笑顔が素敵な販売スタッフの瀬尾晴夏さんに教えていただきました。

商品もサービスもオンリーワンであり続けられるように

ONLYONEのロゴに「since1983」とありますが、創業は1983年なのでしょうか。

瀬尾さん:はい。当社は1983年にベーカリーショップとして創業しました。当時、食パンやフランスパンが売れ残った場合のロス対策として作っていたのがラスク。最初は店の片隅で販売されていましたが、だんだんと人気を集めていったそうです。

ロス対策で作っていたラスクが、いまではメインどころか専門店になってらっしゃるんですね。

瀬尾さん:そうなんです。そして職人さんこだわり自家製フランスパンを使い、さまざまなテイストのノンフライラスクとして商品化。2000年にラスク専門店としてスタートし、店舗販売だけでなく九州や関西、関東の催事での販売も行っていたそうです。

パン職人さんがいるからこそ、美味しいノンフライラスクができあがるわけですね・・・!ところで少し話が変わるのですが、店内の壁にかかっているギターのようなもの・・・、あれはなんでしょうか?

瀬尾さん:あれは「コブクロ」のサインなんです。

え、あのアーティストの?

瀬尾さん:はい。アルバム購入者限定の企画「コブクロCALLINGキャンペーン」に応募したところ、全国1万件の応募から選ばれたそうです。当時を知るスタッフは「ちょうどお店が10周年記念だったので、おふたりが店内で『蒼く優しく』を生演奏してくださったのがとても心に残っているよ」と話してくれました。

コブクロのファンの皆さんにとっては「ゆかりの地」というわけですね。そんな長崎店にご来店されるお客様はどういった方が多いのでしょうか。

瀬尾さん:年齢層は幅広いのかな、と思います。小さいお子様連れのお客様もいらっしゃいますし、ご年配の方もお買い求めにいらっしゃいますね。特にお客様が多いのが年度末。卒業進学・就職退職・異動などでお世話になった方へのお礼の品や手土産としてたくさんの方にご購入いただいています。

最後に「ONLYONE」という店名の由来を教えていただけますか?

瀬尾さん:お店の名前は「皆様にとって唯一のお店でありたい」という創業者の想いから名付けられました。その1つの取り組みとして続いているのが店内の装飾。ハロウィンやクリスマス、入学式など季節感を演出することで、視覚的にもお客様に飽きさせないようにしています。足を運んでいただいた際には「どんな飾りつけかな?」と楽しんでいただければ嬉しいです。

「商品も、サービスも、お客様にとってのオンリーワンであり続けられるようスタッフ一丸で頑張っています」とほほ笑む瀬尾さん。その表情から20年を越えて地域に愛されるラスク専門店としての自信が伺えます。

偶然にも取材にお伺いしたのは3月。平日にも関わらずONLYONE長崎店にはひっきりなしにお客様が訪れ、贈答用商品を購入していきます。“大切な人に贈るベストアイテム”として地域の皆さんに選ばれているONLYONEのラスク。ぜひ皆さんも一度味わってみてくださいね。

※取材・執筆/Komori Daigo

INFORMATION
ONLYONE長崎本店

長崎県大村市久原2丁目1108 ( Google MAP

営業時間:

9:00~18:00

TEL: 0957-53-5428

URL:http://www.rusk-onlyone.com/

オンラインショップ:http://www.rusk-onlyone.com/?mode=f1