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こんがりキツネ色に揚がったカレーパンにハートのような形がかわいらしいプレッツェル、玄米食パンを使った彩り鮮やかなサンドイッチ…。今年(2024年)7月にオープンしたばかりの「デイリーベーカリーdaidai」には80種類を超えるパンが賑やかに並んでいます。
トレイとトングを手にしながら店内を回ってみると「今日はどれにしようかな…?」と悩んでしまうほど魅力的な商品がズラリ。そこで本記事では“daidaiに来たら食べてほしい看板メニュー”を副店長の山﨑やよいさんにインタビュー。最後には記者の食レポもあるのでぜひ最後まで読んでくださいね~。
山﨑さん:まずは何と言っても「塩パン」。約80種類ある当店のパンの中でオープン当初から売上1位に輝いている看板商品です。実はこの塩パン、daidaiの前身であるキートスから味を引き継いだ唯一の商品。「キートスの塩パンを復活してほしい」というたくさんの声によって、お客様に愛され続けたあの味が復活しました。
山﨑さん:当店の塩パンの特徴は生地にたっぷりとバターを入れること。それによりオーブンで焼き上げる時にバターが溶け出して、パンの底が揚げ焼きのようになるんです。外はカリッと、中はふんわり。香ばしいバターの香りと生地の甘みを引き立てるちょうど良い塩味は一度食べたら忘れられない美味しさですよ。
山﨑さん:こちらはご年配のお客様を中心に人気が高い商品です。「あんこのパン」用に配合された生地を工房でしっかりとこねることで、ふわっとした焼き上がりに。もちもち食感のパンと程よい甘さのあんこのバランスが絶妙で、どこか懐かしさのある風味のあんぱんとなっています。
山﨑さん:お、いいですね!実は「石窯焼きクッキーシュー」もオススメしたい商品のひとつなんですよ。キートス時代から使用している石窯で焼き上げたシュー生地はサクサク。濃厚なカスタードクリームと生クリームをサンドした味わいは、ついつい何個も食べたくなってしまいますよ。
山﨑さん:コスパ最強なので、食後のデザート感覚で他のパンと一緒に購入するお客様が多いんですよ。中には手土産用として1度に10個くらいトレイに乗せてレジに持ってくる方もいらっしゃって。本当にコスパ最強の人気商品なので、陳列している数が少なくなると工房が「はよ作らんば!」と慌ただしくなりますね(笑)。
山﨑さん:「ピリ辛明太ポテト」です。明太子とポテト、それにマヨネーズを加えた具材をふわふわのパン生地に包んだ惣菜パンで、大きめポテトのほくほくした食感と明太子の旨味、マヨネーズのコクの相性は抜群。ちょっとピリ辛なんですけど、食べれば食べるほど美味しさの虜になってリピートしちゃうというお客様も多いので、ぜひ味わってみてくださいね。
取材後、せっかくなので山﨑副店長にご紹介いただいた中から「塩パン」「あんこのパン(粒あん)」「ピリ辛明太ポテト」を購入。僭越ながら、記者がそれぞれの美味しさを簡単に食レポしていきたいと思います。
まずはdaidaiの看板商品「塩パン」から。一口かじるとカリっとした食感とともに芳醇なバターの香りが備考をくすぐります。ふわふわモチモチ食感の生地はまるで幸せそのものを食べているかのよう。端から端まで塩が振られているので、最後まで塩味が聴いているのもエクセレントです。
続いて、「あんこのパン(粒あん)」。パンの中にぎっしりと詰まった粒あんは、小豆の香りが引き立っていて上品で優しい甘さ。食べていると懐かしい思い出が去来するような、定番でどこか新しいdaidaiらしいアンパンだなと感じました。
最後にいただいたのは「ピリ辛明太ポテト」。噛むたびに明太子の風味が広がり、ピリリとした後味が口の中に残ります。ポテトもゴロゴロと入っていて食べ応え十分。お酒好きな人ならビールやスパークリングワインのおともに最適な一品になりますよ。
そのほかにも「白玉きなこパン」や「明太フランス」など個性的なパンが豊富に揃っているデイリーベーカリーdaidai。ぜひお気に入りの商品を見つけてみてくださいね。
取材・執筆/Komori Daigo
長崎県大村市東本町604 (コレモおおむら内) ( Google MAP )
営業時間:
8:00~19:00(月曜定休)
TEL: 0957-51-0398