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暮しを楽しむの手帖
やらやらSAPIN#2 雲仙らしい商品に、長崎名菓、地酒、ご当地ウェアまで!?観光客に人気のお土産をご紹介♪

雲仙温泉街の中心地、雲仙バス停のすぐ近くに店を構えるお土産&お食事処・やらやらサパン。屋号の「やらやら」は島原の方言で「ゆっくり」を意味しており、温泉郷自慢の名湯や自然、雲仙ならではのグルメをのんびりゆったり楽しんでほしいという想いが込められています。

「休憩できるイートインスペースやお手洗いもあるので、この店を拠点に散策する観光客の方も多いんですよ」と胸を張るのは店長の江口真佐代さん。2023年春にオープンしたばかりのおしゃれな店内には長崎・島原の名菓や名産品、地酒のほか、ご当地ウェア、昔懐かしい木のおもちゃ、雑貨などがすらり並び、お客様をお迎えしています。

そこで今回はやらやらサパンで人気のお土産を大調査!雲仙に来たらぜひチェックしてほしい商品を店長の江口真佐代さんに紹介していただきました。

散策のおともにぴったりな駄菓子やテイクアウトメニューも充実しています

たくさんのお土産品を扱っているやらやらサパン。その中でも人気の高い商品はなんでしょうか。

江口さん:一番人気は雲仙名菓「湯せんぺい」ですね。小麦粉・卵・砂糖に温泉水を加えて練り上げた生地を型に入れて一枚一枚丁寧に焼き上げ。ほんのり甘くサクサクとした軽い食感がお茶受けにぴったりで、九州内からいらっしゃるお客様の中にはまとめ買いされる方も多いんですよ。

湯の街らしいお土産ですね。

江口さん:あとは島原にある菓舗しまだの「普賢岳噴火まんじゅう」。パッケージに仕掛けがしてあって、紐を引き抜くとシューっと蒸気が出てきて中に入っている酒まんじゅうを温めてくれるんです。ほかほかになった酒まんじゅうの香りと手作りのつぶし餡がおいしい、遊び心のあるお土産となっています。ただ、飛行機への持ち込みはできませんので、ご購入の際はご注意ください。

雲仙の旅の思い出話をしながら、あつあつのまんじゅうをほおばる・・・。自宅に帰っても素敵な時間が過ごせそうですね。

江口さん:一口サイズの蒸しケーキの中にカスタードクリームが入った「湯のたまご」もオススメ。小さなカップケーキのような丸くて可愛らしい見た目で、しっとりふわふわした食感とカスタードの優しい甘さが楽しめる商品ですよ。

関西や関東など九州外からいらっしゃる観光客の方はどんなお土産を選ばれるのですか?

江口さん:やっぱり「カステラ」ですね。やらやらサパンではさまざまなメーカーのカステラを取り扱っていて、通常の棒カステラの他にも「かすてらバウム」や「かす巻」、「かすていらサイダー」、オリジナルの「カステラくんシリーズ」などの関連商品も販売しています。

地酒コーナーには山崎本店酒造場(島原市)の「普賢岳」をはじめ、長崎県内の日本酒や焼酎がズラリ。酒好きの方には嬉しいラインナップだと思います。

江口さん:実は地酒の中にはもみの木オリジナルの銘柄があるんです。それが「びわ葉焼酎枇男枇女」「うれしの茶摘焼酎心茶」「芋焼酎ごめん」の3種。平戸市の福田酒造に依頼して製造したもので、通常ボトルとミニボトルで販売しています。ミニボトルには3本セットもありますので、ご自宅での飲み比べにも最適ですよ。

雲仙には外国人旅行者も多く訪れています。彼らにウケの良い商品はなんでしょうか。

江口さん:ご当地Tシャツですね。海外のお客様は和風アイテム・・・特に地名や日本語の入ったものがすごく好きなんですよ。ウチで買ったTシャツを着て撮影した画像をSNSにアップしてくださる方もいらっしゃって。PRにも一役買ってくださっているので大変ありがたいですね。

いかがだったでしょうか。あたたかみのある和モダンな店内にさまざまなジャンルのお土産を取り揃えている「やらやらサパン」。お子様連れに嬉しい駄菓子コーナー、散策のおともにぴったりな蒸したまご・おにぎり・甘味といったテイクアウトメニューを受け付けるカウンターなど、お土産以外にもお客様が喜ぶ心配りを行っています。

「お土産を選ぶ時って皆さん優しい表情をされるんですよね。それはやっぱりお渡しする相手のことを想っていらっしゃるからだと思うんです。だから、お迎えする私たちも自然体の笑顔で接して、お客様に心地よく過ごしていただければなと思います」

取材・執筆/Komori Daigo

INFORMATION
やらやらSAPIN(サパン)

長崎県雲仙市小浜町雲仙319-3 ( Google MAP

営業時間:

9:00-18:00(水曜定休)

TEL: 0957-53-5837

URL:http://mominoki-g.com/