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有明海、橘湾、島原湾という3つの海に囲まれた島原半島。世界有数の活火山・雲仙火山を広がる大地には雄大な自然が広がり、人と火山が共生する大地としてユネスコ世界ジオパークとして認定されています。
そんな雲仙岳の麓で2007年のオープン以来、多くのお客様をお迎えしてきた「雲仙みかどホテル」。広い土地を利用して建てられた156もの客室、開放的な空間で味わう彩り豊かな料理、島原の絶景が広がる露天風呂など、充実の施設とサービスが宿泊客の体と心を癒しています。
2023年には館外の駐車場に位置した売店をリニューアルし、だれでも利用できる足湯やプライベートサウナ(要予約)を新設。宿泊施設としてはもちろん、島原半島の観光拠点のひとつとしても賑わいを見せている雲仙みかどホテルの魅力について広報の加藤由紀さんにお話を伺いました。
加藤さん:やはり「食」ですね。国産和牛や島原半島のとれたて野菜、タラバガニ・本ズワイガニといった上質な蟹の食べ放題…。ライブキッチンのできたてメニュー、季節のおばんざい、手作りスイーツまで、厳選した食材を最高の形で提供するということに関しては負けていないのかなと思っています。
加藤さん:立派な柱と高い天井を持つ開放的なビュッフェダイニング「せんなぎ」。わいわいと食事をしながら過ごすことができるので、お子様連れのファミリー層やグループのお客様にも人気です。食房「百福豊穣」はハーフビュッフェスタイルのレストラン。落ち着いた雰囲気でゆっくりと食事をしたいという方にお勧めしています。
加藤さん:泊まって良かった宿大賞(夕食)は、日本の宿・ホテル予約サイト「じゃらんnet」において、2023年度の1年間で夕食のクチコミ評点において高い評価を受けた施設に贈られる賞。当ホテルの夕食はじゃらんnet で4.6の評価をいただいており、お客様の日頃のご愛顧を改めて感じています。
加藤さん:宿のトータル評価を基準にした「じゃらんOF THE YEAR 2023九州エリア101~300室部門売れた宿大賞」でも第3位を受賞することができました。このような素晴らしい賞をいただけたのはお客様のおかげ。いただいた賞に恥じぬよう、これからもご満足いただけるホテルになるよう精進していきたいですね。
加藤さん:この木は、平成3年の雲仙普賢岳噴火の際に耐え残った樹齢800年の巨大な椎木。土石流災害を防ぐ防災ダムの工事に伴い惜しまれながら伐採されたのですが、「何とか残したい」と考えた当ホテルの先代オーナーが譲り受け、宿のシンボルとして生まれ変わりました。
加藤さん:先代オーナーに「九州各地の宅地造成や再開発で伐採された樹木を引き取ってもらえないか」という打診があって、それを受け続けているうちに天然木がかなり集まったそうなんです。それで、せっかくこれだけの銘木があるのだからとホテル建築に取り入れることを決意。いろいろな試行錯誤を重ねながら、今のつくりになったと聞いています。
加藤さん:当ホテルは雲仙岳の中腹にあるので、ビルのような形状にはできません。そこで目を付けたのが山の斜面。自然に囲まれた広い土地をうまく利用しながら、ひな壇型に客室棟を配置することで150室以上の個性豊かな客室を設け、多くのお客様にご宿泊いただける施設となりました。
加藤さん:私たちが大切にしたいのは、お越しいただくお客様の想い出づくり。だからこそ、ロビーはもちろん、客室、レストランなどさまざまな場所で心地良く過ごしていただきたいと考えています。おいしい食事、リラックスできるお部屋。雲仙みかどホテルで過ごした時間が、お一人お一人の大切な思い出になればと願っています。
「賑やかな10~20代の若者グループ、お子様連れのファミリー層、ゆっくりとお過ごしになるご年配の方…。当ホテルをご利用になるお客様の層はかなり広いですね。さまざまな年代の方々にソフト・ハードの両面で評価していただけているのは大変嬉しいですね」
季節のさまざまなイベントや旬の食材が楽しめるお食事プラン、絶景が見える露天風呂、リニューアルした巡の森に新設のみかどサウナと、さまざまな話題でメディアに取り上げられている雲仙みかどホテル。公式InstagramやFacebookでも精力的に情報発信を行っています。
ぜひ皆さんも雲仙みかどホテルのSNS、チェック&フォローをよろしくお願いします!
取材・執筆/Komori Daigo
長崎県南島原市深江町甲5292-2 ( Google MAP )
営業時間:
チェックイン15:30~/チェックアウト10:00
TEL: 0957-72-5420