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長崎県大村市富の原
長崎県大村市で地域に根差した地元密着型のクリーニング店として愛される「ママさんドライ」。スーパーのテナントを中心に市内10の直営店を展開し、衣類全般はもちろん、布団や革製品まで幅広いクリーニングサービスを提供しています。
1985年の創業以来、「真心込めて・迅速・丁寧」をモットーに掲げ、衣食住の“衣”の面から市民生活を支え続けてきたママさんドライ。今回は、そんな老舗クリーニング店の歴史と大切にしてきた想いについて、運営元である有限会社ハヤシダの代表・林田博信さんと統括部長の林田享さんにお話を伺いました。

博信さん:私は大村工業高校の機械科を卒業して、最初は神奈川県にある自動車部品の工場に就職したんです。ただ、本来は検査業務を担当するはずが、「まずは現場を知らなきゃいけない」と言われましてね。毎日油まみれになって懸命に頑張っていたのですが、いっこうに配置が変わる気配がなかったので、退職して地元に帰って来たんですよ。
博信さん:そうですね。それで、地元に戻って少しプラプラしていた時に、姉から「私が働いているクリーニング会社の面接を受けてみない?」と誘われたんです。そこから入社したのが、長崎市にある株式会社国際ランドリー。営業や管理など、さまざまな業務に携わらせてもらいながら16年にわたって働きました。

博信さん:独立する際、社長だった故・坂口喜美幸さんに1つお願いをしたんです。「大村市内だけで展開するので、屋号を使わせてもらえませんか?」って。そしたら、ふたつ返事で「林田君ならいいよ」と言ってくださってね。展開していた『ママSUNドライ』の暖簾分けのような形で「ママさんドライ」という屋号が決まったんですよ。
博信さん:当社は昨年(2025年)、創業40周年を迎えましたが、国際ランドリーさんとは今でもお付き合いさせていただいています。坂口前社長が急に亡くなられた時には、先方に請われて1年くらい業務を教えに行ったりもしました。私にとっては原点であり、感謝しかないですから。代が変わっても恩返しができるのは嬉しいことですね。

享さん:大村市富の原に本店兼本社工場をオープンしたのは1985年4月。最初は本店と取次店という形式でスタートしました。そして経営が軌道に乗ってきた1992年に、第一号の直営店である「つばき屋松原店(※)」が誕生。そこから大村市内のスーパーなどに出店させていただき、今では市内10店舗まで成長することができました。
※つばき屋松原店はつばき屋大村店の閉店に伴い、2026年4月で閉店しました
博信さん:大村市民の皆さんの利便性を第一に考えたからです。毎日のように利用するスーパーに地元のクリーニング店が入っていたら便利で安心じゃないかな、と。まるたかさんには本部まで行って直接お願いをしました。後から聞いた話だと、10社くらい競合が営業をかけていたそうなんですが、最終的にうちを選んでくださったんです。

博信さん:まだお取引のなかったエレナさんから「大村市の隣町である東彼杵郡(東彼杵町・波佐見町・川棚町)の3店舗に入りませんか」という打診があったんです。ただ、当時は市外に3つも店舗を増やす余力がなかったので、「別の会社を紹介しますよ」とお伝えして、伊万里市のみつばクリーニングさんを紹介しました。
博信さん:しばらくして、エレナさんから「大村市内のエレナに出店しませんか」と電話がかかってきたんですよ。最初はみつばクリーニングさんに打診したみたいなんですが、「大村ならハヤシダさんですよ」と仰ってくださったようで…。本当に良縁に恵まれているなと実感しますし、人と人との繋がりに心から感謝していますね。

地元スーパーであるエレナからの打診を「本当にありがたい」と快諾した林田代表。現在も大村市内の3店舗のエレナにはママさんドライの直営店が入っています。
「平成11年の11月にエレナ大村中央店、12月にエレナ久原店と、2ヶ月で2店舗をオープンしたんですよ。しかも、大村中央店はテナント入居ではなく自前の店舗を建てました。正直、どうやって準備から開店まで漕ぎ着けたのか覚えていないくらい、本当に必死でしたね」と、当時を振り返ります。
「選んでくださった期待に応えたかったから…」と、白い歯をのぞかせる林田代表。高い利便性の追求と関わるすべての人への感謝を原動力に、ママさんドライはこれからもこだわりのクリーニングで大村市民の毎日を支え続けます。
取材・執筆/KomoriDaigo

長崎県大村市富の原2丁目59-4 ( Google MAP )
営業時間:
【直営店全店】10:00~19:00(休憩時間14:00~15:00) 定休日:水曜日
【本社工場】 9:00~15:00 定休日 日曜日・祝日・水曜日
※直営店の情報は公式サイトをご覧ください
TEL: 0957-55-0793