やきにく平壌園本店

創業50年を越える熊本県八代市の「やきにく平壌園本店」。ハングル文字が印象的な赤い扉をくぐると熊本のゆるキャラ・くまモンと笑顔のスタッフの皆さんがお出迎えしてくださいます。

ゆったりと広いソファー席や座敷席、宴会も可能な広間などさまざまなタイプの個室・半個室を有する平壌園。それぞれの部屋には「球磨川」「阿蘇」といった地元・熊本の景勝地や「木浦（モッポ）」「釜山（プサン）」といった先代の故郷・韓国の都市名がつけられています。

そんな平壌園の魅力と言えば、本場・韓国の焼肉を中心にした豊富なメニューと目利きのプロが厳選した食材が味わえること。そこで今回は2代目店主の朱永徳さんにオススメのメニューを伺いました。

上質なお肉をリーズナブルに味わえるランチメニューも人気です

やきにく平壌園で人気のメニューはなんでしょうか？

朱さん：やはり「タン塩」。
特に研究を重ねた「ネギタン塩」（上記画像参照）はウチでしか味わえないのでぜひ食べてほしい一品です。それから「カルビ」や「ハラミ」も人気。基本的に仕入れるのは九州産の良質なお肉で、それを経験豊富な味を知るスタッフが丹精込めて仕込んでいます。

お皿に盛りつけられたお肉のフレッシュさ、赤身と脂のコントラストの鮮やかさからも食材へのこだわりがよくわかります。

朱さん：焼肉以外で人気なのは「石焼ビビンバ」ですね。
ご飯の上にのせているキムチやナムルは自家製。素材や調理法にこだわっているので、別々で食べてもウマいし、混ぜ合わせればさらにおいしくなる。チェーン店に比べると価格帯は少し高いですが、お客さんからは「九州、いや、日本で一番うまいよ」と言っていただいています。

１つ１つ手間をかけてしっかり仕込むことがおいしさに繋がるわけですね。

朱さん：あとは熊本の食文化の1つでもある「馬肉」。
ウチでは馬刺し、桜ユッケ、馬レバ刺を提供しています。地元の方はもちろん、観光で来たという方からも良く注文をいただいていますね。

平日限定のランチにも力を入れていらっしゃいます。

朱さん：「カルビランチ」はカルビ、ライス、サラダ、キムチ、スープ、飲み物、デザートのセットで税込1,430円。「ビビンバランチ（税込1,540円）」はカルビランチのライスがミニビビンバになっていて焼肉もビビンバも楽しみたい方におすすめです。

昼限定の丼メニューもいいですよね。

朱さん：「牛焼肉丼」「豚キムチ丼」「豚ニンニク丼」の3種類をご用意しています。それぞれスープ付きで税込750円。

平壌園の上質なお肉をリーズナブルに食べられるのは嬉しいですね。

朱さん：ありがとうございます。毎週木曜日は「石焼ビビンバの日」という限定ランチもやっています。ランチサイズの石焼ビビンバに鮭フレークやチーズ、お肉をトッピングできるのでローコストで気軽に楽しめるんですよ。木曜日の昼は石焼ビビンバと決めている常連さんもいらっしゃるくらいなので、ぜひ味わっていただきたいですね。