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暮しを楽しむの手帖
アルマミューズ#3 野菜に魚介類、チキン、五島豚・・・。お皿を彩る長崎の食材たち

イタリアンをベースにしたパスタやピザからハンバーグといった定番の洋食までバラエティーに富んだメニューが魅力的な「イタリアン&バルアルマミューズ」。諫早駅に隣接した駅ビル内で“気軽にイタリアンを楽しめるバル”感覚のお店として、地域住民はもちろん出張や観光で訪れた方も足を運んでいます。

料理長を務める鈴木匠悟さんのこだわりは「できるだけ長崎産・九州産の素材を使う」こと。
おしながきを開くと、地元でとれた食材の良さを最大限に引き出すように調理されたメニューがズラリと並んでいて何を注文しようか迷ってしまいそう。そこで、今回はアルマミューズで味わえる料理についてお聞きしていきたいと思います。

カジュアルにイタリアンを楽しんでいただきたい

前回、食材はできるだけ地元のものを、というお話がありました。実際にいくつかメニューを紹介していただけますか?

鈴木さん:まずは「旬魚のアクアパッツァ」。
長崎は新鮮な海の幸が豊富ですから、その日に仕入れた旬の魚介類を使っています。「チキンのトマト煮込み」や「チキンの煮込みトマトクリームパスタ」等の鶏肉も長崎県産ですね。

鮮魚や精肉類は長崎産の食材がほとんどなのですね。

鈴木さん:観光や出張などでいらっしゃったお客様に人気なのは「五島豚のミルフィーユカツレツ」です。
五島豚は豊かな自然の中で育てられているので柔らかくて甘みがあるのが特徴。メニューの中で唯一、産地ブランド名が入っているのもインパクトが大きいのかもしれません。

「国産牛赤身肉のタリアータ(ステーキ)」も味わってみたい一品ですよね。

鈴木さん:基本的には長崎県産牛なのですが、流通の関係で九州のほかの地域のものを仕入れる場合があるので「国産牛」と表記しています。野菜もほとんどが長崎県産。豊かな土地、豊かな海と環境に恵まれているのも諫早の魅力の1つだと思います。

鈴木さんが腕によりをかけて調理する「アルマミューズ」のメニュー。初めて来た方に食べてほしい料理は何かありますか?

鈴木さん:どのメニューも自慢の一皿なので、ジャンルで言うと「パスタ」と「肉料理」ですかね。いろんな種類があるので、そこからお客様のお好みで選んでいただければと。

ドリンクメニューも充実しています。

鈴木さん:イタリアンなのでメインはワイン。チリ産のコスパの良いものからちょっと高めのシャンパンまでお客様のニーズに合わせて料理に合うものを取り揃えています。もちろん、ワイン以外にもビールやハイボール、カクテル、焼酎などさまざまなドリンクを用意していますので、ワインが飲めない方でも気軽にお越しいただきたいです。

カジュアルにイタリアンを楽しんでいただきたい、と。

鈴木さん:そうです。例えば、フードメニューとドリンクには相性の良い組み合わせがありますが、私個人としてはあまり紐づけをしたくない。大事にしたいのはお客様の嗜好。好きな料理を好きなドリンクで味わっていただく。それがお客様にとって楽しい食事の時間を提供するということかなと思います。

ゲストの皆さんへ楽しい食事の時間を提供するため常に丁寧な仕事を心がけています」とほほ笑む鈴木さん。アルマミューズではほとんどのメニューが一皿をふたりでシェアできるくらいの量で提供なさっていますが、おひとりでいらっしゃったお客様には「いろんな料理を食べたいということであれば一品当たりの量を減らすこともできますよ」と確認するなど、心配りも忘れません。

季節を感じる旬の食材が料理長の手でお皿を彩る逸品へと生まれ変わる「アルマミューズ」。諫早にお越しの際は、ここでしか味わえないメニューの数々をぜひお試しください。

取材・執筆/Komori Daigo

INFORMATION
イタリアンバル アルマミューズ

長崎県諫早市永昌東町1-1 iisa2F ( Google MAP

営業時間:

17:30~22:30(定休日/火曜)

TEL: 0957-22-7330