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暮しを楽しむの手帖
アルマミューズ#2 イメージは「電車が走り抜ける風」と「諫早の青い空」

10年以上のキャリアを持つ料理長・鈴木匠悟さんが作るイタリアンベースの料理の数々を楽しめる「イタリアン&バルアルマミューズ」。諫早駅に隣接する複合型商業施設・iisa(イーサ)の2階にある店舗は、さながら駅ビルの隠れ家のような佇まいを醸し出しています。

元々、諫早市内の別の場所で営業していた「アルマミューズ」ですが、2021年のiisaの開業に合わせて同施設へ移転オープンしました。そこで今回は、iisaに出店しようと決めた経緯やリニューアル後の変化などについて鈴木さんにお話を伺っていきます。

丁寧”と“時間”のバランスをとりながら満点の料理を出していきたい

2021年に新しくできた駅ビルiisaに移転オープンなさいました。

鈴木さん:西九州新幹線の開通に伴って諫早駅と周辺の景観はガラリと変化しました。駅舎は綺麗になり、iisaという新たなランドマークができた。この諫早が大きく変わる機会に「私もその一助になれれば」という想いで移転を決意しました。

ブルーを基調にした店内が印象的です。

鈴木さん:この店の裏を線路が通ってるんですよ。なので、電車が走り抜ける風と諫早の空をモチーフにしてブルー系でまとめてみました。あと、うちはバル(大衆酒場)なので「誰でも気軽に来てくださいね」というメッセージも込めて明るめの色合いにしたというのもありますね。

イタリアンといっても敷居は高くないですよ、ということをイメージカラーで表現なさったわけですね。ところで、オープンして1年半ほど経ちましたが手ごたえの方はいかがでしょうか。

鈴木さん:やはり客層は大きく変わりました。iisaにはビジネスホテルも入っているので出張や観光で諫早にいらっしゃった方がふらっといらっしゃる。もちろん、以前の店からの常連さんもご来店いただいていますが、一見さんの割合が増えたという印象ですね。

なるほど、駅ビルならではの変化ですね。

鈴木さん:なので、市外・県外からいらっしゃったお客様に地元でとれる食材のおいしさを味わっていただきたいという想いはあります。諫早は長崎県の中でも農業と漁業が盛んなエリア。普段仕入れる野菜や魚介類などはできるだけ地元産・九州産のものを選ぶように意識しています。

日々の営業で心がけていらっしゃることは何でしょうか。

鈴木さん:どんな時でも「自分が満点だと感じる料理」をお客様に提供することです。

満点、というのは?

鈴木さん:誰しも経験があると思いますが、忙しくなりすぎると仕事って多少雑になってしまうじゃないですか。そこをできるだけいつもと変わらないように、かつ、お客様をお待たせしないように調理する。“丁寧”と“時間”のバランスは難しいですが、これからも自分が美味しいと思う=満点の料理を出し続けていきたいですね。

諫早駅に直結した商業施設のテナントに入居している「アルマミューズ」。その立地のよさに加えて、グループでもおひとりでも気軽に料理とお酒を味わえるのも魅力のひとつです。

テーブル席でパートナーや仲間と一緒に料理長の満点料理を楽しんだり、カウンター席に座ってひとりでゆっくりとワインも傾けたり・・・。初めてのお客様でも気持ちよく食事ができるようメニューの説明やオススメの紹介など、しっかりとコミュニケーションをとってくださるので安心です。

電車の風を感じながら味わうイタリアン。素敵なひとときになること間違いなしですよ♪

取材・執筆/Komori Daigo

INFORMATION
イタリアンバル アルマミューズ

長崎県諫早市永昌東町1-1 iisa2F ( Google MAP

営業時間:

17:30~22:30(定休日/火曜)

TEL: 0957-22-7330