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2018年、「楽しさと達成感の共有」をコンセプトに諫早市で誕生したフィットネスジムBURN。3~40代の男女を中心に小学生から年配の方まで幅広い年齢層の方々が、スタッフのサポートを受けながら目標達成に向けてマシンやレッスンで汗を流しています。
ビルのワンフロアから始まったジムは、フロアを広げ、コースを増やし、新館を増築。約100台のフィットネスマシンは県内でも随一の多さを誇りますが、その道程では新型コロナウイルスの大きな影響も受けました。そんな苦悩を経て、これからフィットネスジムBURNが目指すものとは何なのか。店長の濵﨑凌弥さんに伺いました。
濵﨑さん:「筋トレする意味が分からない」という方がいらっしゃいました。その方は100キロカロリー消費するくらいの有酸素運動を希望されていたのですが、筋肉量が落ちれば代謝が落ちるので年齢を重ねるほど同じ100キロカロリー消費する時間が増えるんですよ、ということを説明したんです。目から鱗だったようで、今では筋トレもガンガンやっていらっしゃいますね。
濵﨑さん:お、聞きましたよ。ぜひやってください(笑)
濵﨑さん:コロナの打撃はすごく大きくて一時は会員数が激減し、お客様が1日1人ということもありました。「ウチからコロナが出たらどうしよう」という不安も常にありましたし、機材一台ごとにパーテーションを設置するなど、非常に苦しい想いをした時期でした。
濵﨑さん:自分たちの工夫や努力、というよりは会員の皆さんに支えていただいたという想いの方が強いですね。例えば、感染症対策の消毒はスタッフだけではとても手が回らないので、お客様に消毒液をお渡ししてマシン使用後の消毒をお願いしました。それを皆さん快く引き受けてくだった。本当に嬉しかった、感謝しかないです。
濵﨑さん:最近は少しずつコロナへの意識も変わってきたので、パーテーションを撤廃したり、トレーニング中の酸素は大事という観点からマスクは着用しなくてもOKにしたりと社会の動きにあわせて少しずつ変化させています。
濵﨑さん:目指しているのは「地域に愛されるジム」になること。そのためにも店舗を拡大して諫早のいろいろな場所に「フィットネスジムBURN」を作っていきたいな、と考えています。実はコロナが流行する直前に2店舗目の話も上がっていたのですが取りやめになりました。今はブランド力を向上させて地域の方にもっと知っていただきたい。そうした想いからテレワークや商談に利用できるWiFi完備のフリースペースを設けるなど「トレーニングだけじゃない」ことで敷居を低くしています。
濵﨑さん:そうですね。あと、これは先の話にはなりますが多店舗運営が軌道に乗ってきたら機材やインストラクターによって店舗ごとに特色を持たせるのもありだと思っています。会員になればどの店舗でも利用できるようにして、足のトレーニングならあの機材があるA店、ボクササイズ受けたいからB店みたいな感じで使い分けていただくという感じで。また、長崎や島原、大村といった隣のまちからも通えるように郊外にも店舗を構えることができたら最高ですね。
スタッフの努力工夫とお客様の愛でコロナ禍という苦境を乗り越えてきたフィットネスジムBURN。インストラクターの皆さんの笑顔とトレーニングを丁寧にサポートする姿真からアツくアツく燃えている心のエネルギーを感じます。「地域に愛されるフィットネスジム」になるために。これからも進化を続けるフィットネスジムBURNに大注目です。
※取材・執筆/Komori Daigo
長崎県諫早市宇都町18-39 ( Google MAP )
営業時間:
9:00~23:00
TEL: 0957-46-3090