ホテルグランドパレス諫早#2 新郎新婦の要望を形にする「フリースタイル」というコンセプト

1987年の創業以来、諫早市で数多くの新郎新婦の門出をお祝いしてきた「ホテルグランドパレス諫早」。幻想的で華やかなチャペル式と伝統的で厳かな神前式、洋と和それぞれのセレモニーを選ぶことができると人気のウエディング会場です。

そんな「ホテルグランドパレス諫早」のブライダルの特徴を、営業部課長の谷崎広志さんにインタビュー。話を聞いていくと、結婚という人生のターニングポイントを迎えるふたりに寄り添い、サポートしていくブライダルスタッフの心意気を感じることができました。

華やかなクリスタルチャペル、厳かな出雲大社神楽殿。どちらもすごく魅力的。

「ホテルグランドパレス諫早」のブライダル事業のコンセプトを教えてください。

谷崎さん：当ホテルが創業当時からコンセプトとして大事にしているのが「フリースタイル」です。

フリースタイル、ですか？

谷崎さん：料金・内容がすべて決まっている「パックプラン」と真逆の考え方で、お客様一組一組のご要望に沿ったオリジナルの結婚式をご提案するということですね。新郎新婦のこだわりのポイントは何なのか、をプランナーがしっかりとヒアリングしてご要望を実現しています。

大切なハレの日だからこそ、しっかりとご要望をお聞きして満足のいく提案をなさっているんですね。では、次に「ホテルグランドパレス諫早」の２つの式場の紹介をお願いします。

谷崎さん：１つ目は「クリスタルチャペル」。深海のチャペルをイメージしていて華やかな雰囲気とロングバージンロードが特徴です。２つ目は「出雲大社神楽殿」。無垢材とコンクリートを調和させたスタイリッシュモダンな神前式場で、厳かで重厚感があります。全国的にはチャペル式でのセレモニーが9割を占めていると言われていますが、当ホテルでは洋・和が半々くらいなんですよ。

そうなんですね。神前式が選ばれる理由は何かあるのでしょうか。

谷崎さん：やはり「両親や祖父母と同じ場所で挙げたい」というお客様が多いですね。神前式の後に両家の親族紹介をその場で行うことができることも評価していただいています。それから、式場内の神殿はホテルオープン当初から一回も改装していない唯一の場所なんですね。見学をしているときにそのことをお話しすると神前式を選ばれる方も多い印象です。

素敵な式場が２つもあるのはとても魅力的ですね。では次に披露宴会場の紹介をお願いします。

谷崎さん：県央地区で一番大きなバンケット「飛天の間」をはじめ、モダンクラシックをコンセプトにした4種類の会場を披露宴の規模に合わせてご利用いただけます。当ホテルが保有しているアイテム等で自由にコーディネイトが可能なので、おふたりのこだわりが詰まった披露宴を実現することができます。また、現在は感染症対策として収容人数を通常の半分に設定していますので、ゲストの皆様にも安心してご出席いただけます。

ホテルグランドパレス諫早」では「おいしい料理が最高のおもてなし」と考えていらっしゃいますが、披露宴の料理はどのようなものがあるのでしょうか。

谷崎さん：和食・和洋折衷・洋食のジャンルから全8種類のコースを準備。そこからメニューの入れ替えやオリジナルコースの作成も可能な「オーダーエントリーシステム」を採用しています。おふたりの納得のいく内容にするために、試食会では最大4名様まで参加OK、フルコースでご提供。ひとりひとり違うコースをご試食いただくことをオススメしています。

一皿一皿に新郎新婦のおもてなしの気持ちが詰まっているんですね･･･。素敵です。それでは最後に、「ホテルグランドパレス諫早」で挙式・披露宴を挙げる新郎新婦の方々をサポートするうえで大切にしていることを教えてください。

谷崎さん：当ホテルのブライダルでは1カップル1プランナー制。初対面から終了まで一貫してサポートを行う中でどんなことでも気軽に相談していただけるような「信頼関係」を築いていくことをスタッフ全員大切にしています。加えて、私個人として意識しているのは「広く浅くお付き合いする」ということ。仲良くなりすぎるとプライベートと仕事の境目が曖昧になってしまうので、そこはしっかりと線引きをするようにして担当する全てのカップルの方々のウエディングがより良いものになるように心がけています。

「ホテルグランドパレス諫早」では、2月に「個室でのフルコース試食会」を実施予定。そのほか「リモート相談会」や「会場下見相談会」も随時受付中です。毎年たくさんの新郎新婦の門出を真心こめて見送っている谷崎さんをはじめブライダルスタッフの皆さんのサポートを受けながら、あなたらしい自由な結婚式を実現してみませんか？

次回は、ランチ・ディナー共に上質なメニューを展開しているレストラン・プルニエについてお話を伺っていきます。

※取材・執筆／Komori Daigo

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