キーワード検索

閉じる

暮しを楽しむの手帖
長崎からあげ初代たかまさ#3 一度味わったらアナタもきっと虜になる!諫早の本格長崎からあげを食レポします

鶏もも肉を自家製タレに一晩漬けこんだ熟成の味がウリの「長崎からあげ初代たかまさ」のからあげ。代表の深田剛将さんが職人技のからあげは食べた人を虜にするほどの美味しさで、口コミサイトには「味がしっかりついていて◎」「臭みがなくさっぱりと食べられる」といった高い評価が寄せられています。

そんな「長崎からあげ初代たかまさ」の大きな特徴がからあげの種類。ベースとなるプレーンを筆頭に甘ごまソース、ゆず塩、焦がしガーリック、マヨソースなどバラエティに富んだ11のテイストから選ぶことができるんです。

今回の記事では不動の人気No.1を誇るプレーンからあげを記者が試食。2021年に大村市で開催された「キラ☆飯グランプリ」でグランプリに輝いたこだわりの味を食レポしていきますよ〜。

長崎ならではの自家製タレ、1つ1つ丁寧な下処理。美味しさを追求した職人技のからあげはサクッとジューシー♪

まずはオーダーからですね。からあげのプレーンをお願いします!

深田さん:ご注文ありがとうございます。ではこれから揚げていきますので少々お待ちくださいね。

こうしてカウンター越しに調理しているところが見えるのはいいですね。ジュワ〜っという油で揚げる音ともに、香ばしい匂いも漂ってきてヨダレが止まりません。

深田さん:長崎らしい甘口の醤油に上品な味わいながらも深いコクがあるあごだしを混ぜ合わせたオリジナルの漬け込みタレで一晩寝かせた鶏もも肉に片栗粉をまぶし、175℃の油で約6分。気泡が少なくなりこんがりキツネ色となってきたら揚げ時です。…はいっ、完成!おまちどうさま!!

食べ応えがありそうな子どものこぶしサイズのからあげ。早速いただいてみたいと思います。…衣のサクッとした食感、柔らかジューシーなお肉!コクがある甘めの味付けで重たくないので何個でも食べられる美味しさです。

深田さん:ポイントは12時間以上しっかりと漬け込むこと。だし醤油の甘味・旨味・コクに包まれながらもも肉が熟成することで、中までしっかりと味が染み込むようにしています。ニンニクや味付きの唐揚粉を使わないからこそ表現できるシンプルな美味しさが一番。この熟成が醸し出す味わいが好評なんですよ。

鶏肉独特の臭みがないのもいいですね。

深田さん:自家製タレに漬け込んだ味で勝負しているので鶏肉の下処理はとても大切。水を張った容器の中で1枚1枚ていねいにドリップを落とし、臭みを取り除いています。厳しい衛生管理など手間はかかるのですが、全ては美味しいからあげのため。このこだわりがお客様に評価されたからこそ、5年間続けてこれたと思っています。

美味しさを追求し続けた結果、じっくり丁寧な昔ながらの製法に行きついた。まさに職人技のからあげだ。

深田さん:せっかくなので、人気の高い「甘ごまソース」と「焦がしガーリック」も食べてみてください。

ありがとうございます!では早速…(もぐもぐ)。
「甘ごまソース」はあまじょっぱさとごまの香りがからあげの旨味を引き立てていて美味。「焦がしガーリック」はニンニクがガツンと主張していて濃い味付けが好きな方にはオススメ。どちらも個性があっていいですね!私としてはビールが欲しい(笑)。

深田さん:他にも「ゆず塩」や「カレー味」、「マヨソース」などバラエティに富んだ11種類のからあげをご用意。また、からあげをベースにしたお弁当や長さ30センチのロングポテト、おつまみメニューなども充実しています。ぜひご来店いただいて、お気に入りのからあげを見つけてくださいね。

本格的なからあげを味わえる「長崎からあげ初代たかまさ」では、お得なセット販売のほか、中高生限定の“学生からあげ”も実施中。注文時に学生と申告すれば、なんと6種類のノーマルからあげを3個まで100円で購入できるという、若者のお財布に優しいサービスです。

「学生時代って食べ盛りじゃないですか。私も中高生の頃は小腹が空くと少ない小遣いを工面しながらホットスナックを買っていました。ウチの店の近所にも塾や部活で一生懸命頑張っている子たちがいる。そういう中高生を応援したいという思いでオープン当初方ずっと続けています」

美味しいだけじゃない、たかまさの優しいサービス。こうした細やかな気遣いも、からあげの名店としてファンが増え続けている大きな要因なのかもしれませんね。

取材・執筆/Komori Daigo

INFORMATION
長崎からあげ初代たかまさ

長崎県諫早市福田町6-8 ( Google MAP

営業時間:

11:00~14:00、16:00~20:00(月曜定休)
諫早店/0957-23-5050、移動販売店/090-8915-9746