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暮しを楽しむの手帖
米家#4 地域の方が気軽に来店できるお店へ

おにぎり専門店として諫早市役所の裏手で営業している「米家(こめのいえ)」。2021年6月の開業から1年6か月ほどが経った今、こだわりの自家製米とおいしさを追求した手作りメニューで順調にファンを増やし、Instagramのアカウントは約3,500人にフォローされています。

代表の柿田美紀さんに開業からこれまで振り返っていただきながら話を聞いてみると、家族や地域の方、お客様に支えられながら笑顔でチャレンジしている想いの一端にふれることができました。

朝3時起きでもオープンからずっと毎日が楽しい

米家が2021年6月にオープンして1年半ほどが経ちました。普段いらっしゃるお客様はどのような方が多いですか?

柿田さん:平日は働いていらっしゃる方が朝ごはんやランチに買いに来られることが多いですね。日祝はバーベキューのお供だったり、実家への手土産だったり、あとはお寺の方がお手伝いに来てくれた檀家さんに出すためだったり、箱でたくさん購入される方が多いですね。

みんなで食べる用のお土産で米家のおにぎりが出てきたら嬉しいですよ。

柿田さん:オープン当初はコロナがすごく広がっていた時だったのですが、どこにも行けないからとウチのおにぎりをお土産用に買ってくださった方がいらっしゃいました。そしたらすごく喜んでもらえたみたいなんです。

見た目も華やかでいろんな種類があるから、どこかに出かけたような気分が味わえたんでしょうね。

柿田さん:ウチの店はリピートしてくださるお客様も多くて、いろんな感想を伝えてくださる。それがすごく嬉しいんです。

ところで、店頭や店内には店名ロゴやメニュー板が習字で描かれていたり、パンダやおにぎりのかわいいイラストが描かれていたりするのですが、これも柿田さんのデザインなのでしょうか。

柿田さん:これは娘たちがデザインしてくれたものなんです。イラストは長女、文字は次女、そしてポップは主人が作ってくれています。あと、父が大工なので店内の仕切りやテーブルを作ってくれました。

まさに家族に支えられていらっしゃるんですね。

柿田さん:オープンして1年半くらいになりますけど、もともとお米が好きで、おにぎりが好きで、人とおしゃべりすることが好きだったので、毎日「楽しいな」と思いながらやっています。ただ、機械を扱うのが苦手だったので、その操作を覚えるまでが大変でした。

それでは最後に米家のこれからの展望をお聞きかせください。

柿田さん:そうですね・・・。平日朝の時間帯は夜勤明けの方が来てくださったり、出勤前の方が来てくださったりするのでとてもありがたいのですが、販売の課題はまだまだ多いので改善していきたいなと考えています。それからもっとたくさんの方に気軽にお越しいただけるようなお店にしていきたいですね。

握り手のやさしさと郷土愛がいっぱいに詰まった手作りおにぎり。その美味しさを味わいながら柿田さんの人柄や柿田さんを支えるご家族の皆さんの想いにもふれることができる米家にあなたも足を運んでみませんか?

※取材・執筆/Komori Daigo

INFORMATION
おにぎり専門店 米家

長崎県諫早市東小路町5-6 ( Google MAP

営業時間:

月~木7:00〜17:00、日・祝9:00〜15:00(定休:金・土)

TEL: 090-8623-4143

URL:https://komenoie.official.ec/