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「思わずInstagramに投稿したくなるような映えメニューがたくさん」
「明るくナチュラルな店内と芝生の広がる開放的なテラス席があって気持ちいい空間です」
「店員さんの笑顔が素敵。子連れでもゆったり過ごせました」
2019年のオープン以来、SNSや口コミサイトで高い評価を受けている諫早市の「カフェサパン」。新型コロナの世界的流行という大きな困難にぶつかりながらも、のんびりゆったりとおいしいカフェタイムを過ごしていただきたいというコンセプトで着実にファンを増やしてきました。
今や諫早の映えスイーツ店として知られるカフェサパンも今年(2024年)5周年を迎えます。そこで、オープン当初から責任者として事業に関わる(株)もみの木飲食部門係長の太田勝也さんに、カフェサパンの“これまで”と“これから”について伺っていきたいと思います。
太田さん:この店は諫早駅から車で10~15分ほどの場所で、バスも1時間に1本程度しか通りません。市街地に比べれば交通の便が良いとは言えない立地ではありますが、たまに高校生の子たちがバスや徒歩で来ることがあるんですよ。
太田さん:少し遠いけど食べてみたい。SNSやメディアを見た若者が興味を持ってくれていると嬉しく思いました。また近隣に住む小学生が友達同士で来たこともあって。3人でおこづかいを出し合って1つのメニューをシェアしていて、とても微笑ましかったのを覚えています。
太田さん:当店のInstagram含め、系列店のSNSは担当スタッフが撮影と投稿を担っています。店舗のコンセプトや商品のイメージに沿った画像。それが若い世代の集客につながっていると感じていますね。
太田さん:若い社員を中心としたスイーツの開発ですね。10~30代の若い世代をターゲットにした商品だからこそ、目指すのは同世代のスタッフの感性を活かした新しいパフェ。私もアドバイスをしながらお客様がびっくりするようなスイーツを作っていきたいですね。
太田さん:1つの目標として挙げているのはミシュランのビブグルマンに選ばれること。価格以上の満足感が得られる料理を提供しているカフェとして認知されることで、観光客など新たな層の集客はもちろん、市外・県外への店舗展開に繋げていくことができると考えています。
太田さん:ビブグルマンは一生懸命がんばれば届く夢だと信じています。そのためにもカフェサパンの柱となるメニューを作っていくことが大切。ありがたいことにパフェについては専門店に負けないくらいの評価をいただいているので、今後も「諫早で一番、県内でも一番」という意気込みを忘れずにやっていきたいですね。
来店したお客様を「いらっしゃいませ」と明るい挨拶で迎えてくれるカフェサパン。カウンターキッチンの向こう側では数名のスタッフがテキパキと調理を行い、ホールでは注文を取りに来たフロアアテンダントが笑顔でお客様とコミュニケーションをとっています。
「私個人の心の目標は銀座にある資生堂パーラー。普通のパフェでも3,000円くらいするのですが、実際にサービスを受けると全てのクオリティが段違いなんですよ。満足度に対するコストパフォーマンスがすごい。ウチでも金額以上の満足をお客様に感じていただけるようになっていきたいですね」
そう情熱を口にした太田さん。飲食業界に40年近く携わってきた係長の目には、10年、20年経ってもお客様で賑わうカフェサパンの光景が映っているようでした。
取材・執筆/Komori Daigo
長崎県諫早市川床町174-2 ( Google MAP )
営業時間:
11:00~19:00(l.o.18:30/ランチタイム11:00~14:00まで)
※水曜定休
TEL: 080-6615-3248