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暮しを楽しむの手帖
麺やJUNK FACTORY#4 現状に満足せず、おいしさのレベルをあげ続けたい

2021年12月のオープン以来、魚介系のまぜそばを味わえると人気の「麺やジャンクファクトリー」。3年目を迎えた2024年1月には製麺所を開設して自家製麺づくりに着手するなど、大村のフードシーンを盛り上げています。

そんな「麺やジャンクファクトリー」を支えているのが、スタッフの田中さんと前田さん。ともに大村出身のおふたりは日々のオペレーション以外にも、20代女子のセンスを活かして季節限定メニューの考案・開発にも携わっています。

今回のインタビューでは、オープニングスタッフとして開店当初から在籍している田中さんとデザート担当としてさまざまなアイデアをこらした季節のデザートを作る前田さんに、これまでの手ごたえやこれからの目標についてお話を聞いていきたいと思います。

SNSやイベントを活用して「麺やジャンクファクトリー」を広く周知

2023年12月でオープン2周年を迎えられました。率直に今の手ごたえはいかがでしょうか。

田中さん:平日は地元のお客様が多いですが、休みの日になると大村市外からいらっしゃる方や遠方からの観光客の方もいらっしゃるようになりました。あと、長崎空港が近いのでCAさんも足を運んでくださるんですよ。大村に来たら寄りたい場所の選択肢に入っていることが嬉しいですね。

季節ごとのデザートも人気になってきています。

前田さん:オープン当初、デザートは杏仁豆腐しかありませんでした。でも、昨夏のマンゴー杏仁を皮切りにヨーグルトムースケーキ、塩キャラメルプリンと2ヶ月に一度のペースで差替え。その流れで少しずつデザートが認知されるようになりました。おいしさや季節感などを考えながら新メニューを考えているので注文していただくととても嬉しくなります。

おふたりが挑戦してみたい、開発してみたいメニューはありますか?

田中さん:私はカレー系のつけ麺ですね。やっぱりお店の名前がジャンクファクトリーなので、ちょっと変わったものにチャレンジしてみたいなと思っています。

確かにカレー+ラーメンはジャンク感があっていいですね。

前田さん:私はもっとデザートのバリエーションを増やしていきたいです。

これからの目標を教えてください。

田中さん:今年(2024年)はオープン3年目。ありがたいことにこれまでたくさんのお客様に足を運んでいただきました。その現状に満足せず、おいしさのクオリティをあげ続けることが私たちスタッフの仕事。お客様がいつでも満足できるようなメニューをこれからも考案していきたいと思います。

前田さんはいかがでしょうか。

前田さん:私はもっと多くの人に「麺やジャンクファクトリー」という店を周知していきたい。だから、今はInstagramに力を入れているんですよ。たくさん情報を発信してSNSで認知される。リアルイベントを企画して認知される。そういう積み重ねで新規のお客様はもちろんリピーターの方も増やしていけたら嬉しいですね。

最後に、“オープンからこれまでで印象的なエピソード”を尋ねると、声を揃えて「辛増しチャレンジ」と答えてくれた田中さんと前田さん。「唐辛子をベースにした辛い秘伝のタレをどれだけ加えるかというチャレンジです。1辛で5g。ちょうど良いのは2~3辛なんですけど、10辛以上挑戦する方が結構いらっしゃって。暫定1位の100辛を召し上がったお客様には本当に驚きました」と興奮気味に振り返ります。

時ににこやかに。時に真剣に。慣れないインタビューにも背伸びをしないありのままで答えてくれたおふたり。そんな20代の若者が気張らず自然体で働く姿は、この店のナチュラルな空間と相まってとても良い雰囲気を醸しているように感じました。

取材・執筆/Komori Daigo

INFORMATION
麺やJUNK FACTORY

長崎県大村市水主町2-703 ( Google MAP

営業時間:

昼11:00~15:00 / 夜17:00~20:30(定休:第1月曜)

TEL: 070-8550-5689