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2021年12月にまぜそば専門店として大村市にオープンした「まぜ麺ジャンクファクトリー」。オーナーの『大村で自家製麺をやってみたい』という想いからスタートしたというこの店は、3年目に突入した2024年1月に念願の製麺所を開設。それを機に屋号も「麺やジャンクファクトリー」にリニューアルしました。
「基本的にまぜそばがメインではありますが専門店というよりは手広くやっていきたいという想いが強くなっていたんです。3年目という節目に新たに製麺業を始めるというタイミングが重なったこともあり、店名を『まぜ麺』から『麺や』へと変更することになりました」
そう教えてくれたのはスタッフの田中さんと前田さん。今年(2024年)1月から切り替わったというジャンクファクトリーの自家製麺についてお話を伺いました。
田中さん:使っているのは長崎県産の小麦。噛みごたえのあるコシ、モチモチとした食感、そして力強い小麦の香りが特徴の麺となっています。オーナー自ら製麺しているのですが、粉や水の配分を変えたりしながら今よりもクオリティの高い麺を目指して試行錯誤しています。
田中さん:オーナーは「麺は生き物だな」とよく言っています。オープンから2年間は長崎の人気ラーメン店・麺也オールウェイズさんの自家製太麺を使用してきたので、目標がすごく高いんですよ。自家製麺に切り替えて味が落ちたと言われないように研究を重ねているところですね。
前田さん:おいしさにこだわって上を目指せば目指すほど、ゴールというのはないんだなと。おかげさまでお客様から高評価をいただいている当店のまぜそばのスープも、オーナーにとってはまだまだ満足がいっていないそうなんです。そういう姿を見ると私たちも頑張らなきゃと思います。
前田さん:「自家製釜玉麺」ですね。茹でた麺に少量の醤油ダレを絡め卵黄をオン。かき混ぜて食べることでジャンクファクトリー特製麺のコシと食感を存分に堪能いただけます。さらにネギや鰹節、自家製きのこオイルといった別皿のトッピングを加えることで味変も楽しめるんですよ。
前田さん:その通りです。もちろん、自家製麺はまぜそばやラーメンといった他のメニューとの相性もぴったり。「自家製釜玉麺」は期間限定なので、ぜひ終了前にぜひ召し上がっていただければと思います。
田中さん:元から美味しいものをより美味しくしていくために、スープや具材はもちろん自家製麺にも磨きをかけていくことが大きな目標。麺やジャンクファクトリーの製麺業はスタートしたばかりですが、これからもお客様に満足していただけるよう進化し続けたいと思います。
現状に満足せずさらなる美味しさを探求し続けている「麺やジャンクファクトリー」。この記事では今年(2024年)1月からスタートした自家製麺を取り上げましたが、まだまだこだわりポイントはたくさんあります。
例えば、まぜそばのトッピングとして人気のチャーシュー。豚肉独特の臭みがなく油の質が良いSPF豚を使うことで、まぜ麺に合わせて主張しすぎないあっさりとした味わいに仕上げているんです。
また、ジャンクファクトリー名物「辛増しチャレンジ」でたくさんの方が挑戦している赤い秘伝のタレにもこだわりが。唐辛子をベースに数種類の調味料を配合した自家製タレなので、そのまぜ麺やミニ丼にも合うんです。「辛増しチャレンジ」は10辛以上クリアで特典も。辛い物が大丈夫!という方はぜひ挑戦してみてくださいね。
取材・執筆/Komori Daigo
長崎県大村市水主町2-703 ( Google MAP )
営業時間:
昼11:00~15:00 / 夜17:00~20:30(定休:第1月曜)
TEL: 070-8550-5689