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長崎県大村市にある人気複合型農業施設「おおむら夢ファーム シュシュ」。敷地内にさまざまな施設が立ち並ぶ“食と農の観光スポット”の中で、長崎県の農産物を使った加工食品を製造している「農産物加工センター」をフィーチャーし、3回にわたりセンター長の井上美由紀さんにセンターの歴史や商品などについてインタビューを行いました。
第4回(最終回)となる本記事では、農産物加工センターから見た「おおむら夢ファーム シュシュ」のこれからについてお話を伺っていきたいと思います。
井上さん:そうですね・・・。やっぱり住みやすさだと思います。坂が多い長崎県の中では平地が多いですし、長崎や佐世保、福岡へ気軽に足を伸ばせる交通の便も良い。自然豊かで野菜も果物も魚介類もとれるのがいいですよね。
井上さん:シュシュは大村の市街地を見下ろす小高いところにあるので見晴らしがいいんですよ。ここから一望する景色も新しい住宅地ができたり、西九州新幹線が走るようになったりと2000年のオープン当初からはだいぶ様変わりをしました。
井上さん:やはり未知のウイルスということで、シュシュにいらっしゃるお客様はガクンと減りました。当然、加工食品の売上も下がったのですが、その時期は辛抱の時期だと割り切って新商品の開発に力を入れていましたね。
井上さん:緑が多いエリアに立地していたこともあって「空気がきれい」「施設が広いので密になりにくい」と、想定していたよりも早くお客様が戻ってきてくださったのは本当にありがたかった。コロナ禍を通じて「こういう時代だからこそより安心・安全な商品を作り続けていきたい」という想いは大きくなりましたね。
井上さん:1つは地域の農業従事者の人材育成。シュシュの加工品は地元の食材ありきのものですから、原料となる野菜や果物を栽培する農家さんがいなくなればおのずと製造できなくなってしまう。会社の基本理念としても農業後継者の育成を掲げているので、これまで以上に農業の魅力を紹介していく必要があるなと感じています。
井上さん:あとはやっぱり、お子様からご年配の方まで幅広い年齢層のお客様に来ていただけるような施設を目指していくこと。そのためにはそれぞれの部署が知恵を出し合って工夫するだけでなく、生産者の皆さんと密にコミュニケーションをとりながら地域全体で盛り上げていきたいですね。
井上さん:ドレッシングやタレですね。こちらも主原料はすべて長崎県産品を使用しているのですが、深ネギ、玉ねぎ、五島灘の塩などジュースやジュレでは用いなかった食材を活用しています。長崎にはまだまだたくさんの農産物があるので、それらの可能性を広げるような調味料を開発できればと考えています。
井上さんがセンター長を務める「おおむら夢ファーム シュシュ」の農産物加工センターで製造されている長崎の極みドレッシングシリーズは、今年(2023年)に開催された第11回おおむらじげたまグランプリにて準グランプリとお土産賞をダブル受賞。主原料は長崎県産というこだわりや10種類のフレーバー、贈答用としても喜ばれるパッケージが高く評価されています。
また、シュシュはSNSの公式アカウントで新商品やイベントのお知らせといった様々な情報を発信しています。InstagramやXのアカウントをお持ちの方は、ぜひフォローしてくださいね。
■おおむら夢ファーム シュシュの農産物加工センターで製造された商品はオンラインショップでも購入が可能です。ぜひご利用ください。
取材・執筆/Komori Daigo
長崎県大村市弥勒寺町486 ( Google MAP )
営業時間:
年末年始及び1・2・6・7・11月の第3水曜日
TEL: 0957-48-5582