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長崎県松浦市志佐町浦免
日本本土最西端に位置する長崎県。栄養が豊富な対馬海流、大陸棚やリアス式海岸といった複雑な海底地形などにより豊かな漁場が広がっており、日本有数の漁獲高と日本一の魚種の豊富さを誇る水産県としても知られています。
その中でも県北エリアに位置する松浦市はアジの水揚げ量が日本一。新鮮な味の刺身はもちろん、サクサクの衣とフワフワの柔らかい身が味わえるアジフライの美味しさは抜群。2019年に「アジフライの聖地」を宣言すると全国に知れ渡り、現在では観光客を呼び寄せる地域振興のけん引役となっています。
「美味しいアジフライのお店を教えてください、とお客様からよく質問がありますね」と話すのは同市内にあるアミスタホテル松浦の川畑秀孝さん。そこで今回はアジをはじめとする“松浦の海の幸”の魅力をレポートしていきたいと思います。
川畑さん:アミスタホテル松浦がある市街地を中心に、魚市場のある調川、佐賀との県境の街・今福、伊万里湾の福島・鷹島と合わせて30軒以上のお店。アジの処理方法や調理方法など、それぞれのお店で工夫していらっしゃるそうです。飲食店以外にも道の駅や直売所などでも揚げたてのパックや冷凍(ワンフローズン)商品を購入できるんですよ。
川畑さん:刺身で食べられる鮮度のアジを揚げているので臭みがほとんどなく、ふっくら肉厚な食感とジューシーな旨味が特徴。伊万里湾の中で成長した“湾内アジ”と対馬海峡から五島灘の海域で育まれた“湾外アジ”の両方が集まるので、年間を通じて新鮮なアジを味わえます。特に4~8月に漁獲されるブランド魚「旬アジ」は食通も唸らせるほどの美味しさなんです。
川畑さん:個人的にオススメしているのは“さば”ですね。松浦は天然さば(旬さば)と養殖さば(長崎ハーブ鯖)の両方が楽しめる街。どちらも新鮮なので刺身で味わえちゃうんですよ。10~翌2月が旬の天然さばは程よい脂のりで甘みが強い。養殖の長崎ハーブ鯖は活魚なので鮮度抜群。ハーブ入りの餌を食べているのでさっぱりとした味わいで、コリコリとした歯ごたえが人気です。
川畑さん:松浦では海洋環境を活かした養殖産業が盛ん。日本一の生産量を誇る“とらふぐ”や鷹島を中心に生産されている“本まぐろ”、自然の入り江を利用した“車えび”などが代表格です。そのほかにもブリやタイ、岩ガキなどが水揚げされるので、ぜひ、当ホテルを拠点に昼も夜も松浦の海グルメを堪能していただけたら幸いです。
川畑さん:はい。提携していただいた店舗様で利用できる1,000円分の食事券が付いたプランとなっています。食事券の期限は1ヶ月間の猶予があるので、いろんな店舗様を巡ったり、数日分の食事券を一度に使ったりと使い方はいろいろ。ただ、座席の確保や代理予約は行っていませんので、あらかじめご注意ください。
■いけす小料理みゆき
住所:松浦市志佐町浦免1038−5
※ホテルから道順はこちら
時間:17時00分~22時00分
定休:日曜、月曜(祝日の場合)
■吉兵炭火焼やきとり
住所:松浦市志佐町浦免1147
※ホテルから道順はこちら
時間:17時30分~22時00分
定休:日曜日 ※不定休あり
■鉄板居酒屋とんぼ
住所:松浦市志佐町浦免1170−1
※ホテルから道順はこちら
時間:17時30分~22時30分
定休:日曜日
■小料理屋一期一会
住所:松浦市志佐町浦免1337−2
※ホテルから道順はこちら
時間:17時30分~23時00分 ※22時終了の場合もあり
定休:日曜日
■うなぎ割烹和
住所:松浦市志佐町浦免1313
※ホテルから道順はこちら
時間:11時30分~14時00分、17時30分~21時30分
定休:日曜日
最後に松浦の海グルメを楽しむためのポイントをひとつ。魚介類の水揚げは時化や大雨、台風、月夜など時期や天候に大きく左右されます。ない時はない!そう割り切って、他のグルメを味わう余裕を持つことで新たな美味しい発見と出会えるかもしれません。
また、アールスメロンや御厨ぶどう、パッションフルーツといった果物、地元産のそば粉を使ったせんべい松葉、無添加の青島かまぼこなど様々な特産品がある松浦市。お土産に迷ったら、ぜひアミスタホテル松浦のスタッフの皆さんに相談してみてくださいね。
取材・執筆/Komori Daigo
長崎県松浦市志佐町浦免1350-1 ( Google MAP )
営業時間:
チェックイン/15:00~、チェックアウト/~10:00
TEL: 0956-72-5001