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熊本県八代市横手新町
和食をメインに30年以上のキャリアを持つオーナー・成田周平さんが作る、絶品のホルモン鉄板焼きが人気の「お食事処莞爾」。クチコミで「ボリューミーなのに安くてうまい」「家庭的な雰囲気でゆったりと過ごせる」と評価されているように、今、八代で注目の飲食店です。
そんな莞爾のランチタイムにおじゃますると、「いらっしゃい!」と笑顔の成田さんがお出迎え。お昼のNo.1メニュー「ホルモン定食」を注文してカウンターへ座り店内を見回すと、テーブル席で談笑するお客様が美味しそうにちゃんぽんをすすっています。
カウンター越しに調理する成田さんの後ろ姿を眺めながら待つこと数分。「お待たせしました~」と運ばれてきたのは彩りも美しいオーナー自慢の定食ランチ。鉄板から響くジュ~~ッという音と香ばしい味噌の匂いに胸が高鳴ります。それでは早速、食レポしていきますよ~♪

成田さん:ホルモン定食は、国産の豚ハラミを使った当店の看板料理「もっこすホルモン焼き」をメインに、ごはん、味噌汁、小鉢、サラダ、香の物がセットになっています。使用している豚のハラミはホルモン特有のクセが少ない代わりに旨味が強いのが特徴で、鉄板焼きとの相性が非常に良い食材。ジューシーで弾力のある食感を一番美味しい熱々の状態でお楽しみください。
成田さん:ありがとうございます。ウチのホルモン鉄板焼き最大の特徴は、和食の技術を応用して調合したオリジナル味噌。「ハラミの美味しさを最大限に引き出す調味料を作りたい」と、数年に渡って研究を重ねて完成させました。豚のハラミを使った鉄板焼きは各地にありますが、当店のこの味は八代でしか味わえないと自負しています。

成田さん:そうなんです。以前、大阪から来てくださったお客様がいらっしゃったのですが、「これ、関西で店を出したら人がバンバン来るよ」と言ってくださいました。ホルモン文化が根付いている関西の方に「味は間違いない」と評価していただけたのは、本当に励みになりましたね。
成田さん:定食の小鉢と汁物は基本的に日替わりです。もちろん、どちらも手づくりで、今日は里芋を使った煮物と豚汁をお出ししました。今は寒い時期なので、豚汁には体が温まる生姜も入れています。ホルモンを看板料理に掲げていますので、多く仕入れすぎて残った食材を活用してウマい一品に調理するのも、ウチの真骨頂かなと思います。

成田さん:理由は単純で、私が好きだったから(笑)。板前修業時代に長崎出身の先輩が賄いでちゃんぽんを作ってくれたり、美味しい店に連れて行ってくれたりしたことがあり、ちゃんぽんの虜になったんですよね。その経験から、秋から冬の寒い時期にちゃんぽんが食べられたら良いなと思い、2025年の1月から提供を開始しました。
成田さん:ひとつ目は麺で、中太のストレート麺を使用しています。そしてふたつ目は特製の白湯(パイタン)スープ。ある有名ラーメン店の配合をベースにしつつ、改良を加えた莞爾オリジナルのスープに仕上げています。

成田さん:具材は細もやし、キャベツ、豚肉、キクラゲ、ニンジン、ちくわ、カマボコ、白ネギの8種類。これらを油で炒めることで野菜のシャキシャキ食感を残しつつ、素材の持つ甘さや旨さを引き出しています。最後に、スープで軽く煮込むことで味がまろやかになり、一層の深みが出るのです。
成田さん:「白」はベーシックなちゃんぽんです。ウチのオリジナルのスープをそのまま味わいたいという方にはこちらがオススメ。一方の「赤」は、野菜を炒める際にホルモン鉄板焼きに使っているコク深い味噌を絡めます。この味噌と白湯スープと相性が抜群!先日、来店された年配のご夫婦も「こんなに美味しいちゃんぽんは食べたことがない」とすごく感動していらっしゃいました。

記事では莞爾のランチメニュー「ホルモン定食」と「ちゃんぽん」を紹介しましたが、夜の居酒屋メニューも和の技術を生かした料理がラインアップ。看板の「もっこすホルモン焼き」のほか、じっくりと煮込んだ「おでん」、お酒にぴったりの「だし巻き卵」や「山芋鉄板焼き」などを提供しています。
「夜は居酒屋らしく、お酒に合う料理が中心。仕入れ状況によっては、馬のレバー刺しやきびなごの梅揚げ、ワタリガニのかにみそなど八代らしい一皿をお出ししています。また、キッズメニューとしてお子様カレーも用意していますので、ぜひご家族でもお越しください」
次回はいよいよ最終回。成田さんが2024年4月に莞爾をオープンしてからの約2年を振り返っていただくとともに、これからのビジョンについてインタビューします。
取材・執筆/Komori Daigo

熊本県八代市横手新町20-4 1F ( Google MAP )
営業時間:
昼11:30~14:00/夜18:00~22:00(水曜定休)
TEL: 090-5727-2570